日々のことを徒然に

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こんな日に咲いてくれた

2024年08月29日 | 生活・ニュース

 台風10号(サンサン)は鹿児島県に上陸したが、「非常に厄介」と呼ばれる態度は改めることなく、気の向くままに進んでいる。降水量が半端でなく平均降水量の2倍いや3倍という。台風10号の影響を受けた東日本でも関連する降水量は大きな影響を及ぼしている。こんな日、いいことが起きた。

 ちょうどひと月ほど前、酷暑の庭の硬い土を破って朝顔の双葉の芽が出ているのを見つけ驚いた。昨年のこぼれ種だろうか、けなげに思い回りを少し掘り、しっかり根をつけて掘り出し、植えなおした。今年は朝顔を植えなかったこともあり、暑さのなか育つかと心配し観察しながら「ガンバレよ」と思いながら水やりを続けた。

 この効果ありか、つるが出て伸び始めた。葉が大きくなりつるはプラ製の支柱に撒きつく、こうなると欲なもので、どんな花が咲くか待ち遠しくなり、すると水やりの楽しみが変わる。花芽が育ち始めると早く顔を見せろと思うが、機は熟すまで待つしかない。

 今朝、台風の走りか、ぽつりぽつりの雨の中に真っ白い朝顔が1輪咲いていた。少し雨にうたれて重たそうだが、しっかり上を向いて咲いている。こんな荒れそうな日なのに咲いてくれたのか、そう思うと猛暑の硬い土から芽を出したド根性朝顔は、荒れそうな日を狙って咲いたのではなかろうか。もしかしたら、今夜からの荒れを少し和らげる力があるかもしれない。有難う、元気をもらった。明日の朝も1輪咲きそうだ。

 (今日の575) 老い心見通したように白一輪
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