日々のことを徒然に

地域や仲間とのふれあいの中で何かを発信出来るよう学びます

真上の月

2022年11月14日 | 生活・ニュース

 今日は新聞休刊日。いつもり遅い5時半ころ新聞は届かないがどんな天気はと玄関をでる。門扉の傍に玄関を見つめるように人が立っている。驚いたが相手もドアが開いたので驚いた様子で歩き始めた。その後ろ姿は時々見かける愛犬を連れて早朝散歩する人だった。

 日の出にはまだ1時間ほどある上空を「うん、よく晴れているな」と見上げる。頭上真上に、先日の皆既日食で列島を楽しませてくれた月が見える。間もなく下弦、新月まで10日あまりの姿が白く見える。頭の真上、しっかり上を向きスマホで撮る。

 真上の月、特に気を付けていたわけではなく、休刊日と早朝散歩の人が重なった偶然がなければ気づくことはなかった月の位置。今は、東方から顔出し14時間余りかけて西方に入っていく。長い一夜、地球をどんな思いで見ているだろうか。

 早朝ウオーキングをしているころ、山の端に隠れる月を何度も眺めたり写真を撮ったりした。太陽の入りの夕焼けのような派手さはなく、静かに沈んでいく様子は私好みの風景の一つで、大きな深呼吸をし、朝のすがすがしい空気を胸いっぱい吸い込み、今日もがんばるぞと自分に言い聞かせていたことを思い出し、しばらく眺めていた。

 (今日の575) 長き夜にひときわ映える秋の月
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする