日々のことを徒然に

地域や仲間とのふれあいの中で何かを発信出来るよう学びます

物持ちが良い

2022年11月04日 | 生活・ニュース

 「あの人は物持ちが良い」、断捨離が世間の最先端のようなご時世では死に語かもしれないが、いやいや別の意味では最先端かもしれない。先頭の言葉の意味は「古い物をずっと長く使っているとか、大事にしている」などで「すぐにものをだめにしたり、大切にしない行動は褒めれない」ということになる。

 古い物を持っていても積んどくだけなら断捨離の対象だが、それを大事に長く活用することを良しとする意味で、その人の長所になる。金を出せば大方の物が手に入るご時世では逆にその人の短所になるそうだが、そこには味わいのある生き様がある。

 長く商いをしているあるイタリアンの店。休日には若い客筋でにぎわっている。そんな店に同年配4人がマスク着用で客になる。雑談の中で「このテーブルすごい」ということになった。店構えには似合わない傷だらけ。塗料が剥げて白い跡が何かの模様のように残っている。永く使われていることがわかる。これを物持ちがいいというか疑問だが、大切に使っていることがわかる。

 我が家の跡取りは遠くに居を構えている。先々のことを思い家内は「整理」を勧める。自身は物持ちが良い、と思っているので処理しがたい物があり腰が重い。古いものほどそんな意識が強いように思う。そうはいっても不要になった物を取り除く整理、やるときは計画的に気合いを入れてとりかかろう。

 (今日の575) 物持ちじゃないのに捨てる物捜す
コメント
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