日々のことを徒然に

地域や仲間とのふれあいの中で何かを発信出来るよう学びます

冬支度のころに

2022年11月06日 | 自然 季節

 東京のことだが「朝、昼、夜」の服装を気象に合わせイラスト入りで紹介する天気予報がある。どのくらいの人が参考にされるか分からないが、時には外れもあり翌朝その弁明に苦笑する。それほど天気予報は日々欠かせない情報となっている。観測精度の向上に信頼を寄せているということだろう。

 日ごろは車で出かけることが多く、それほど寒さ対策の服装に気を使うことがない生活を送ってきている。新幹線を利用したら、旅行先の天気に合わせたのかもしれないが、私にすれば冬支度に見える服装の人を多く見かけた。せっかくの旅で寒さに震えては旅の思い出は薄くなる。気象予報が役立っている。

 そんなことを思いながら祖母の冬支度を思い出した。石油ストーブなど夢で、炬燵や火鉢で暖を取るころの古い話。家の裏にある芭蕉の葉が枯れ始めると炬燵の支度をはじめていた。家族分の布団に入れる炬燵や火鉢用の灰を作るため藁を燃やしていた。本格的寒さになると風呂沸かしの残り火を使って炬燵用の炭をおこしていた。

 ボタンを押せばエアコンもストーブも動き風呂の給湯が始まり何の苦も無く暖かくなる現代、自らがそれぞれの動作に直接タッチすることがなく、温暖化防止は知りながらもその行動それぞれに疎くなっている。再自覚しよう。

 (今日の575) 布団干し今日は節電温かい
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