日々のことを徒然に

地域や仲間とのふれあいの中で何かを発信出来るよう学びます

日本の祭り写真展

2021年09月26日 | 陶芸

 11回目になる「日本の祭り」と題した写真展。退職後にUターンされて始まった年2回の写真展、内容は趣味で撮られた東北から九州までの祭りの写真、足を運んだことのない祭りばかりで、毎回、楽しみにしている。祭りの賑わいだけでなく、それに集う人らの様々な地域の人の姿も鑑賞でき、報道で見る賑わいだけでない一面が楽しめる。今回は約80作品が並んでいる。

 テーマは「源平ナイトイン・赤間神宮」と「大分県日田祇園祭」。源平は、源平合戦・安徳天皇の入水・耳なし芳一・武蔵小次郎の巌流島・奇兵隊・宮廷女官の花魁などの鮮やかであでやかな写真が並ぶ。壇ノ浦合戦から800年、先帝祭や海峡祭りは報道で見るが、展示写真は赤間神宮境内で行われというが、初めて見る内容で、地元の熱意で続いているという。機会があれば足を運んで見たい。

 日田祇園祭りは、日田の二つの神社で行われる厄除け神事で約400年前から続く祭事という。写されている山鉾は、京都の祇園山鉾を手本として造られた豪華さがうかがえる。国の重要無形民族文化財、ユネスコ無形文化財に登録されている。日田は天領として栄えた歴史がある。お囃子の篠笛の長さに驚いたが、その音色は他所では聞けない素晴らしさという。

 祭りと言えば夏から秋にかけての行事で、子どもから年寄りまでが楽しんだ。小さな地域だが氏神様の祭りの世話を何年かやらせてもらった。行燈に御幣の準備は大変だったが、軒下で風に揺れる御幣を見ると地域を大切に、そんなことを感じた。コロナで各地の祭は見送られたが復活を待つ。
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