日々のことを徒然に

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命を優先します

2021年09月13日 | 社会 政治
 

 「幹事長、引っ込んでいてもらえますか。私は命を最優先します」という大臣の心変わりで「TOKYO MER」の存続が決まったのは昨夜のTVドラマ。そうさせたのはドラマの中で病床の都知事が大臣に「政治家はきれいごとを言ったらダメなんですか?、私は最後に純粋に人の命を救う政治がしたかった。私は医系技官だったあなたが最初に立候補した時の演説を覚えています。医師免許を持つ人間として、命を最優先する政治を行います」。

 ドラマだから誇張した創りは避けられない。しかし、「目のまえの命を救う」というMERメンバーの活躍は、悪にも嫌いな人にも終始一貫した医師としての姿勢だった。政治家の野心や裏取引がドラマを盛り上げ面白くさせる。その野心や裏側が、現実に報道されている内容に類似することが多いから、視聴者が許容するのだと思う。

 新型コロナウイルスの新規感染者が減少傾向に向かっているようで何よりだ。だが、第一線で患者に接する医師からは安心に向かっているというコメントは発せられていない。とにかく、感染者の治療優先の言動にはいつも感謝の気持ちを抱くしかない。実行は先のことと言いながらも、人流の増加につながる規制緩和が国のトップで検討されている。こうなったから安全、という具体的な裏付けを示して欲しい。

 当選すれば第100代総理となる総裁選、どうかすると人命に関わるコロナ報道よりも優先しているのは報道の筋道だろうか。出馬表明後に発せられる公約が、庶民から思えば内容変更し後退された、従来からの信念を変えた、一部支持層へのアッピールと動いている。国会議員初出馬時の信念をドラマのごとく思い出し、貫いて欲しい。 
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