日々のことを徒然に

地域や仲間とのふれあいの中で何かを発信出来るよう学びます

自己肯定感

2021年09月08日 | 生活・ニュース

 近くの小学校、それは卒業してもうすぐ70年にもなる母校にあたる。登校日には毎朝、児童らの声を聞きながら元気をもらっている。この小学校の「学校だより」(月刊)が公民館に置かれていて誰でも持ち帰れる。私は毎月「いいことが書いてあるなあ」と思いながら楽しみに読んでいる。今月は、長い文章が書かれている、そう思いながら読み始めた。

 そして読み返した。タイトルはついていないが勝手につけると「生徒指導の柱 自己肯定感」。自己肯定感とは「ありのままの自分自身でも素晴らしい存在なのだという認識」と述べてある。そして、「自己肯定感の高い子は、自分自身を大切にする。そして同様に他人も大切な存在という認識を持てるので、人にも優しく接することが出来る」。

 さらに説明の後に「どうすれば自己肯定感が高い子供が育つのだろうか。答えは良好な人間関係や、大人の言葉かけにその鍵がります」とされている。「ありがとう」と伝えるだけで、子どもは自分の存在が認められたことによる嬉しさがこみあげて来る。教師も親も上から目線の指示ばかりしていては自己肯定感は育たない。自分自身に価値を見出させることで肯定感が高まる」と続く。

 「子どもたちが心豊かに未来を生き抜くことができるよう、大人がちょっと視点を変えて子どもと関わる、そんな2学期にしたい」。楽しい行事すべてがコロナ禍で中止となった夏休み、家族との遠出も叶わなかった、でも、こうして子どもを思い考えてもらえる環境で学習できることを子どもたちは理解し「ありがとう」と思うだろう。
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