日々のことを徒然に

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一夜明けて

2021年09月04日 | 社会 政治

 菅総理の退任に連なる総裁選不出馬、報道はてんてこ舞いではなかったろうか。役員会の総裁席には事務方の用意した「役員改選について一任を」というメモが置かれていたが、それには目もくれず不出馬を告げられた、見て来たような記事が載っているが取材の結果だろう。その他にも袖にされたような記事もある。権力から去るときの一つの姿だろうか。

 そんな政界の荒れを受けてか夜半は荒れた天気だった。午前1時ころ雨音に目覚めると雷も光っている。まもなく、錦川上流の雨量水位局で60分雨量が「注意値」を超過したと県の防災情報が届く。雨雲レーダーを見るとザーザーと降らせる色濃い雨雲が接近している。雨足を確認に玄関を出る。雨足以上にすごいのは途切れない稲光だった。

 一夜明ける。夜半の嵐は静まり、雨のせいか昨日より気温が2度くらい低くしのぎよい。虫の声も聞こえる。秋を感じながら新聞をポストから取り出し、見上げると曇ってはいるが雲は途切れている。新聞の見出しは「菅首相 退陣」と「菅首相辞任へ」、サブタイトルは2紙とも「総裁選不出馬」とマスコミの感覚に差はない。

 誰が総裁の席を射止めるか。出馬表明は一人、ほかに予想のかぶれ数名の顔写真、いづれも見慣れていて新鮮味は特に感じない。願いは「国民の声を聞きそれを実行、隠し事をしない、嘘をつかない正直でオープンな政治」を実行する人を総裁に選んで欲しい。今はそう願うしかない。
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