日々のことを徒然に

地域や仲間とのふれあいの中で何かを発信出来るよう学びます

常識破った台風14号

2021年09月18日 | 生活・ニュース

 日本海へ抜ける予想だった台風14号、それが九州上陸後の進路の当初は東進して瀬戸内海を進むといわれた。気象予報士も、瀬戸内側の地理的条件から最大限の注意を呼びかけていた。しかし、進路がやや南下、四国横断となった。それでも夜半までは錦川流域の雨量やダム放流などの情報が送られてきた。

 流域の雨量観測局の雨量が、時間当たりの注意値30㍉を超えた個所が次々入る。警戒値50㍉を超えた観測局、そこは我が家からほど近い山間のダムで下流には避難所になる小学校もある。そんな情報と雨雲の状況を見ているうちに日付が変わる。そのころから雨足も静かになり、上空の雨雲の域から外れた。

 この台風14号、温帯低気圧に変わるはずだったが東シナ海の海水温に刺激され、台風の進路としては常識を覆すコースを辿り気象庁を泣かせた。台風といえば自民党の総裁選挙、候補者の弁はみな同じで「私が政治を変える最適任者」と言っている。さて、総裁当選の暁には第100代目の記念すべき総理となるが、14号のように常識を超えた行政で、安定した国民の生活を築いてくれるだろうか。候補の陰には様々な思惑の存在が報道されている。

 そんな世情を知ってか知らずか、今年はどうしたと心配していた白のリコリスが3日前から開き初め、今朝、台風一過の澄んだ青空を背に咲いた。まもなく彼岸の入り、その日は敬老の日と同じ20日、そこまで開花を見合わせてくれたのだろうか。ただ、1本だけ、見えないところで何かが起きたのだろう。政治は何も隠さないという人を総裁に願いたい。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする