日々のことを徒然に

地域や仲間とのふれあいの中で何かを発信出来るよう学びます

北緯29.3度

2021年04月12日 | 自然 季節

 地震と聞けば阪神淡路対震災・東日本大震災、最近では熊本の前震と本震、多くの人命を失い甚大な被害を被った。これを上回る地震を古人は経験しその記録もある。日本は地震大国といわれる。これを喜んでいいのかどうか、自然の恵みとしてその恩恵を受け多くの人が生業としている。人々を癒す力もある。

 鹿児島県のトカラ列島は屋久島と奄美大島の間に位置し12の島からなり、有人は7つの島、5つの島は無人島という。ほとんどの島は火山により出現したという。この列島で9日から発生している人体に感じる地震が今夕までに210回を超えた。震度は1から4,津波は起きていない、島民皆さんは不安だろう。

 NHKの地震情報を見ると、頻度が1時間に数回というときもある。その震源は北緯は29.3度で一定している。東経は129.2度から129.4度の間となっており、映像で震源地を示す✕の位置はほとんど変わらない。地震はしばらく続くという観測になっている。南の小さな海域での地震は本州のコロナに押されメディアの扱いは小さい。

 自然災害でも台風は発生から追跡され列島への影響について予測される進路と強さ、それによる被害の程度まで報道されるので準備出来る。地震はそうはいかないことに怖さがます。比較的余波の少ない瀬戸内であるが、南海地震が発生すれば当市も数メートルの津波が予想されている。活断層が市内を横切っている。決して油断はならない。南方海底の地形変動の早いおさまりを願う。
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