日々のことを徒然に

地域や仲間とのふれあいの中で何かを発信出来るよう学びます

中学校だより

2021年04月02日 | 回想

 どちらも私には母校となる校区内の小中学校、その学校だよりが公民館に置かれ、自由に持ち帰りできる。以前は回覧板として回っていた。地域の子どもを見守る、学校行事を知るなどしっかり読んでいたが、経費と手間の削減ということで回覧が中止になった。それだけ教師の業務が増えているのだろうが、公民館を利用しないと学校だよりは読めない。

 最新版は3月号、小学校は2月末、中学校は3月末の発行となっている。「岩中」、男子は金色のこの校章を黒い学生帽に付け年間を通して着用していた。校章を付けた学生帽での通学、これは小学校も高校も同じだった。今は学生帽着用は全く見かけなくなった。小学生の多くは男女とも野球帽かそれに似た帽子が多い。地域的にはカープの赤色が目につく。中高生には無帽が今風らしい。

 「岩中だより」は3月11日の卒業式の様子が記事の大半を占めている。コロナ感染防止のため在校生の出席は昨年に続いて叶わなかった。中学3年間の思い出がつづられた答辞は感動的であったと記されている。卒業生数は私らの頃の6割以下のようで少子化の現実を改めて知る。

 岩中には1963(昭和28)年4月に入学した。校舎は木造でそれを支える突っかい張りがあった。鉄筋性の講堂が完成し入学式はそのお披露目だった。卒業して65年、在学中の記憶も次第に薄れていく。しかし、不思議なことに3年時の校長・教頭・生徒会顧問の3教師からは今でいう「自治」について教わったことを何故かしっかり記憶している。
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