日々のことを徒然に

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自販機商品高値のわけ

2021年04月25日 | 社会 政治

 「なぜ自動販売機のジュースは、人件費がいらないのに、スーパーより高いかが知りたいです」という小学生の問いが全国紙に載った。その答えの見出しは「今すぐ飲みたい人は高くても買うから」とゴシック体の太字だった。例示として乳酸菌飲料がスーパーでは500㍉㍑95円、自販機は470㍉㍑130円、自販機の方が3割高い、分かりやすく載っている。

 次のような説明もある。「ちょっと高たかいけれど、いま欲ほしいから買う」「スーパーは大量仕入れで安く売れる」「自販機は直接販売の人件費はかからないが商品の補充、自販機管理、電気代、設置場所の地代などが必要」など分かりやすく載っている。スーパーは店同士が競って安くするときもある。ほかにも参考になることが載っていた。

 早朝のウオーキング中に、自販機の釣銭の出る個所を手探りしている光景を何度も目にした。初めは買い物をされたと思っていたが、あちこちの自販機でその人の同じ動作を見ると、釣銭の取り残しを頂戴しているのだろうと思い始めた。ウオーキングする道沿いに何十台と自販機はあるから、散歩しながらの小遣い稼ぎかと一人納得したことがある。

 真夏の日差しの中に置かれた自販機、キンキンに冷やすための電気使用量、日当たり悪く寒風吹きすさぶ道沿いの自販機、買った人を温めるほどに加温しておく電気使用量、目にすると心配心を起こしながら温暖化への影響を思う。それは全国で二百数十万台の自販機があるといから。コロナによる緊急事態宣言下、売り上げに寄与できない自販機には気の毒だ。
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