日々のことを徒然に

地域や仲間とのふれあいの中で何かを発信出来るよう学びます

小雨の朝

2021年04月13日 | 地域

 「雨がふって何より」、先日の農園作業の記事で「植え付けしたが水不足」を読んでくれた知人から、今朝、8文字の短いメールが届いていた。気遣いに感謝と返信した。作業が終わって、耕作経験のある一人が、雨受けのためマルチの穴を少し大きめにしておこう、と広げる。簡単な作業、私も手出しをした。この雨を畑はしっかり吸い込んでくれたと思う。昨夕からの雨は静かな降りで、市街地で30㍉ほどの雨量になっている。

 そんな朝、黄色のランドセルカバーが同色の雨傘の下で見え隠れする。近くの小学校1年生の2日目の登校は雨の朝になった。傘の柄をしっかり握っている姿に緊張しているのかな、と勝手な想像しながらもなにか新鮮さを感じる。上級生に挟まれたり母親に添われたりの光景は毎年のことだがほほえましい。

 児童らの登下校を見ていると面白いことがある。今日のような小雨、小降りでも屋根に降る雨が集まれば小さな流れになる。樋から流れ出る水に足かざして靴を濡らしたり、傘を逆さにして樋から流れでる雨水を受け、回したりひっくり返したりして楽しんでいる。傘も靴も飛んだ災難だろうがよく付き合っている。

 今朝もそんな姿を見ながら小学低学年のころを思い出す。ランドセルに30㌢の竹製の物差しを指して通学していた。そのころは番傘で、何かの拍子に物差しが傘の油紙をつき破っていた。祖父がその補修をしてくれていたことを思い出すが、その方法は忘れている。今は樹脂製なのでめったなことでは破れないし樋の水も溜めれる。楽しそうだ。
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