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「今日発売の1円切手ください」、「1枚売りは出来ないのですが」と若い女性職員。「失礼、50枚下さい」と言い直す。年配の男性職員がそばで見守っている。もしかして女性職員は新人さんで研修中かとおもいつく。昨日の郵便局窓口でのやり取り、100円硬貨を出し50円硬貨の釣りをもらう。
今年は郵政事業が始まって150年になるのを記念して発行された。高額なら買いにくいが1円ならと買い求めた。消費税アップ後の郵便料金は、はがき1円、封書2円のアップとなった。新旧の料金差額を埋め合わせるために低額切手の需要が増えているというが、簡便な通信手段の出現で郵便利用の減少がいわれているが、根強い利用はあるようだ。
今の1円切手は日本の郵便の父といわれる前島 密の肖像、2円は白うさぎの図柄。消費税アップ後に私も購入した。今回の1円の図柄は郵便キャラクター「ぽすくま」で、販売はシート単位で50枚50円。ということで初めのおかしな問答になった。新しい図柄の1円切手、郵便の父はどんな思いだろう。
郵政民営化の審議で「サービスは落ちないでより便利になる」という答弁がされていたが、2007年完全民営化後は徐々にそれは低下した。卑近な例ではあるが近くの郵便では一部の手続が駅前の局まで行かないと出来なくなった。ポストの集めは1日2回が1回になった。今後は土曜日の配達がなくなる。郵便物を配ることは、料金を取っているので郵便株式会社の仕事と思っていたがそれはサービスとなっている。サービスだから内容の低下や中止もありか。