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日々のことを徒然に

地域や仲間とのふれあいの中で何かを発信出来るよう学びます

小さな自分史

2013年03月25日 | 自費出版
                      

 随筆って、そもそも何ぞや? そう思ってインターネットで捜してみると、小学5年生の新学習指導要綱に定義を書いてある。「身近に起こったこと、見たことや聞いたこと、経験したことなどを他の人に分かるように表したうえで、感想や感動、自分にとっての意味などをまとめたもの」。さらに別の資料から「最終的には『文は人なり』といわれるように、作者からにじみ出る人柄や心構えが文章の質を決めるのだと考えています。あまりテクニックに走らずに、ありのままの自分で気楽に文章を書いていきましょう」

 この引用は2009年12月、当時のはがき随筆選者の一人であり毎日新聞社山口支局長であった勝野昭龍氏が、はがき随筆月評欄に記された一部です。「随筆とは」が平易な文章で書かれており内容はよくわかる。分かればそれが適うかといえばそうではない。入力しては何度も何度も打ち直し、投稿すれば没の繰り返し。皆そうだと慰めては貰える。

 60代も半ばを過ぎてから始めた投稿、「継続は力なり」という諺を信じ、没の連続でも投稿を続けてきた。そうしているうち掲載数が100編に届いた。読み返してみると掲載された内容が小さな自分史のように思えた。自己満足と思われるかもしれないが、一つの区切りとして自費出版という形で1冊にまとめた。

 いまさら書き直しは出来ないが、編集を含めあそこはここは、と思いつくが、それはそれで一つの歩みと思い留めることにする。岩国エッセイサロンに入会して6年半、O代表をはじめ会員の愛情ある評がこうして形になたっと感謝しています。また、メールやブログへのコメント、電話での感想などからも力をいただきました。

 発行にあたりO代表には多大な助言を頂き有難うございました。
コメント (12)
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