日々のことを徒然に

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母の享年に並ぶ

2013年03月19日 | 生活・ニュース
            

 今日は27年前、73歳で歿した母の命日。私は父の享年を16超えているが、今年は母の享年に並ぶ。母が亡くなったとき「73歳まで生きれたからまあいいか」そんな慰みのような思いをしたことを思い出す。しかい、自分がその歳に近づいてみると「73歳はまだ若かったのだ」と感じる。大家族と多くの親戚との交わりに自分の時間をかなり犠牲にしたであろうことを思うと、孫の成長をもう少し見定めたかったのでは、生きていれば100歳になる母を偲ぶ。

 例年なら、命日に姉妹らは必ず訪れ仏壇に手を合わせる。それからしばし妻を入れての女の長談義となるのだが、今年は違う。それぞれが親元となれば子や孫のことで手放せない用事が起きる。ということで、昨日までにお参りしてくれ誰も訪れない命日となった。

 年末には必ず葉牡丹を植え新年に備えていた母。母の歿後も引き続き植えている。この季節になると背が伸び、葉色も渋みのあるいい色合いを見せる。昨日の小嵐とは打って変わった暖かな日より、彼方から庭の葉牡丹を眺めているだろう。 

 「錦帯橋そばの桜です」と写メール。県内も下関観測所の標準木で規定通りの花数が確認され「開花宣言」が出た。昨年より11日早いという。各地から伝えられる開花宣言はいづれも昨年のそれより早く、満開は月末までにやって来そうというから、花見の予定は繰り上げられるのがいいだろう。
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