日々のことを徒然に

地域や仲間とのふれあいの中で何かを発信出来るよう学びます

遮断機は悪くない

2013年03月23日 | 生活・ニュース
           

 地方に住むと想像すらつかない大都会の踏切の遮断事情。1時間で30分も40分も一般の通行がさえぎられることがあるという。鉄道線路と道路が交差する場所が踏切、そこでこれほどの時間が道路としてその用をなさないのでは、確かに「不便」のそれしかないだろう。対策は高架や地下へ線路を移すしかない。

 何十分ほどではないが、所用で回り道をし久しぶり通る本線の踏切、上り2本下り1本合わせて3本の通過を踏切で見送った。長い待ちに感じたが、たまの迂回で珍しいことに出会えたと思いスターとした。

 それほどではないがローカル線でも待たされる踏切はある。よく通るそこはローカル線の無人駅が見える位置にある。下り列車がホームの中ほどに達すると警報器が鳴り遮断機が降りはじめる。遮断機が降りたころ列車は停止、乗降が済むとおもむろに発車、しばらくして目の前を通過していく。2分か3分の時間だろうが妙に長く感じる。

 そもそも、列車はホームに停まり乗降中だから踏切を通過することはない。なのに遮断機は踏切を閉鎖している。このローカル線もご多分に漏れず採算はよくないのだろう、先日のJRのダイヤ改正?で1日3本削減さ利用者は不便になった。車にとっては閉鎖回数が減り待ちに出会うことが少なくなる。双方が両立する策は難問らしい。

 この踏切、子どものころには列車通過時間に駅から紅白の旗を持った駅員さんが来て、手動で遮断機を上げ下げしていた。時は過ぎ自動化は進み駅は無人に変わった。変わらないのは鉄路とその幅。桜を描いたラッピングジーゼル車が軽い音を残して通り過ぎた。

 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする