日々のことを徒然に

地域や仲間とのふれあいの中で何かを発信出来るよう学びます

苗植え

2007年11月23日 | 生活・ニュース


夏の花を除き石灰を撒き掘り返してからしばらく経った。家内に促され花の苗を買った。狭い花畑に欲は禁物、いつもの年のいつもの花を同じように植えた。これまでは水と肥料を適当にやると咲いてくれた。今年もそれで育って欲しいものだ。

同じ種類の花の苗も値段はまちまち。高いほどよい品質と思うが大きな差は読めない。今年も手ごろな値段の苗を植えた。

花の苗を見ているとき玉ねぎの苗を求める方が多いことに気づいた。2人の知人にもであったが、数百本の苗を求めていた。いずれもサラリーマンOBの人だ。1人は借地で菜園を楽しんでいるという。1段ほどの畑が公共用地になって20数年、それ以来鍬を持つことはなくなった。畑仕事の話を聞いているとなつかしい。

苗は草木植物の物を「苗」、樹木植物の物を「苗木」と区別する。いま、これらは郊外型の駐車場のあるお店で大量に並んでいる。四季を問わず花や樹木が楽しめる。

両親は種苗店で求めた種をまき、育った苗を植え替えていた。学校帰りに見た人参に大根やほうれん草などなどが描かれた種の入った袋が行儀よく並んでいたことを思い出す。近くにある種苗店も種袋でなく苗売り店に変わった。

売り方も育て方も変わっているが、花を美しがる人の気持ちは変わっていないだろう。道沿いの手入れされた花壇を見るとなんとなく気持ちよく感じるのは1人だけだろうか。

(写真:いつものような花畑)
コメント (2)
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