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紅葉はどんなだろうと出かけた先で「ふるさとまつり」に出会い立ち寄った。会場周囲の沢山の銀杏の木は、この日に合わせたかのように色づきまつりを飾っていた。空の青さも申し分ないまつり日和だ。
地域活動される沢山の団体が出店、中には威勢のいい呼び込みもあり盛り上がりに一役かっていた。ここでは偽装はないだろうと、特産という名の地元の品を求める人は多い。
地元の農産品を使った熱々のうどんや炊き込みご飯、古くから続く伝統の寿司など地域の味を紹介するコーナーはひと際賑わっていた。少し早めの昼食になったがうどんと寿司をいただいた。濃い目のうどんのだしは、寿司といいあんばいのセットだった。
この時期、週末近くなると地域の特性を盛り込んだ行事が伝わってくる。狙いはそれぞれあるだろうが、その地域の皆さんが一体となって催される姿は共通している。一過性の行事でなく街興しに連なることを願う。
紅葉は八分、もう少し色づいて欲しい、いや過ぎたのか、そんな事を思いながら千㍍級の山を眺めながら車を進めた。
(写真:青空と銀杏と特産品売り場)