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☆大西泰斗「英文法をこわす」感想

2008年10月03日 21時44分49秒 | 文学
英文法をこわす―感覚による再構築 (NHKブックス)大西泰斗の「英文法をこわす 感覚による再構築」(NHKブックス)を読んだ。
外国語をしばらくやっていると、この言葉はこんなイメージ、とか、ここでこう言うのは気持ち悪いとか、なんかわかんないけどこう言うべきなんじゃないか、という感じが出てくる。その感じはちょっとわかる。
しかしそういうのは演繹的に、そのイメージはこうだと教えてもらうのではなく、帰納的に自分でいろいろ積み重ねて「なんとなくこうだな」と思う方がいいかな、と思った。しかしゴールがあらかじめ見えている方がやりやすいということはあるだろう。
丁寧表現は時間的な隔たりで空間的な距離を感じさせる、ということ以上に驚くことは書いてなかった。
しかしちょっとだけ見たテレビは面白かったので、大西泰斗が登場するNHKの英語番組は再放送でも本放送でも気をつけて見ていこうと思う。

今日は本屋で英語関係の本を立ち読みした。
タイトルを聞いたことのある「英語耳」と「英語は絶対、勉強するな!」を読んでみた。
「英語耳」は個々の日本語にはない英語の発音を練習するというもので、退屈そうで僕には無理だと思った。
「英語は絶対、勉強するな!」は良いタイトルだと思う。
勉強かどうかはやっていること自体ではなく、そのときの本人の気持ちの問題なので、勉強だと思ってやらないほうがいいということはある。
しかし一日二回カセットテープを聴くというのは結構たいへんなことだ。カセットテープって74分だったと思うけど、一日二時間英語を聴くってことは相当勉強したなって気分になるだろう。
その次の段階で、聴いた英語を書きとるのもすごいし、英英辞書を引くのも結構たいへんだなあ。
しかし「英語耳」よりはこちらの方が良さそうだ。
一度英語を聴いていた時はいろいろなものを聴いていたのだが、ひとつのものを何度も集中して聴くほうがいいのかもしれない。まずはそのへんからやってみようかな。
インターネットのおかげで英語の音声教材はお金をかけなくてもいくらでも手に入る時代になった。
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