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柚子茶など

2015年12月20日 22時38分53秒 | 文学
この前自動車の点検を待っている間に雑誌「オレンジページ」を読んでいたら(車の雑誌とか興味がないので主婦が読みそうな雑誌をいつも読むことになる)、柚子茶の作り方が載っていたので、柚子と氷砂糖を買ってきていま漬けている(作り方)。先週スーパーで探したときはあんまり売ってなかったのに、もうすぐ冬至ということで、ここ何日かで柚子をたくさん見かける。冬至に柚子湯というのは僕が子供のころは入っていたけれど、いまでもやるものなんだな。と思っていたら義母が、ひとからたくさんもらったということで柚子をくれることになった。
余ったらまた柚子茶を作ってもいいかもしれない。
「オレンジページ」とか「クロワッサン」とか、主婦向けの雑誌には有益なことが載っている。定期購読したいくらい。

図書館で高橋みどりの『伝言レシピ』(マガジンハウス)を借りてみるが、そんなに作りたくなる料理がなかった。おむすびを握るときにごま油を手につけるというのを今度やってみたいと思ったくらいだ。

菊間ひろみ『英語を学ぶのは40歳からがいい』(幻冬舎新書)も借りたがあまり良い本ではなかった。僕にとってあたり前のことが書いてあった。書くことがなくなったのか、後半は、やってはいけない英語勉強法とか間違えやすい英語表現の話になった。
今からちょっとやってみようかと思った40代に、やってはいけないとか、受験英語みたいな文法の話とか、そんな話が必要だろうか。どうせこの新書一冊では勉強なんてできないんだから手を広げ過ぎの気がした。「さあ、やろう」という気持ちにだけさせればいいのではないかと思った。
そもそもの始まりから、
《世の中がグローバル化し、海外との取引が当たり前になっている現在、会社員にとって英語は必要不可欠なコミュニケーション・ツールとなっています。》(14頁)
というウソの話から始まるので、どうなのかなと思った。この話がウソだと思わない40歳はいないと思う。もしこの話が本当であれば英語が使えるのが当たり前になっていると思う。願望、または自分が相手にする一部の会社を見てきた勘違いだと思う。そういうことはよくある。
どちらかといえば、英語を勉強する意味がない世の中で、どうやってモチベーションを維持したらいいのか分からないのが問題なのだと思う。

それから、春日太一『なぜ時代劇は滅びるのか』(新潮新書)も図書館で借りて読んだ。
この前市川崑の映画『細雪』を見て市川崑に興味を持ち、この春日太一というひとが市川崑についての本を書いているがどういうひとなんだろうと思ったのがきっかけ。
最近の時代劇についてものすごく批判的に書かれていた。具体的には、岸谷五朗とか大杉漣とかが批判される。
僕は時代劇にはあまり興味がなく、滅びてしまってもいいのだが、昔の時代劇がそんなに良かったのかなと読みながら思った。たくさん作ったから良い作品が残っているというだけではないかと思う。
あまり期待は出来ないがこのひとの『市川崑と『犬神家の一族』』も読んでみるつもりだ。
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