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ジョゼフ・コンラッド『ロード・ジム』

2021年06月12日 15時39分51秒 | 文学
ジョゼフ・コンラッド『ロード・ジム』(河出文庫)を読んだ。
有名だけれど私には全くおもしろくない小説というものがあって、『白鯨』などがそうなのだが、『ロード・ジム』もそうだった。
昔、講談社文芸文庫でこの本が出たときに上巻だけ買ったのだけれど、それも読めなくて、翻訳のせいなのかもと思っていたけれど、今回読んでもまるでおもしろくなかったので翻訳のせいではなく、そもそも私には合わないのだろう。何が行われているのかすらよくわからない。
ジムは沈没しそうな船から、意図せずに逃げたのだけれど、その沈没しそうだった船に乗っていた人は結局は助かった。
そのあとどこかの辺境の地に行って、そこで王のような存在になり、そのあとなんだかよくわからない。長い長い『闇の奥』みたいな感じだった。『闇の奥』はまだ短かったから読めたが、ここまで長いとついていけない。
コンラッドはもういいです。
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