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☆内田樹「街場のアメリカ論」を読んだ

2006年10月22日 16時45分19秒 | 文学
街場のアメリカ論内田樹の「街場のアメリカ論」(NTT出版)を図書館で借りて読んだ。
最近ずっと司馬遼太郎の本で幕末や明治の話を読んでいるので、第1章「歴史学と系譜学」は面白かった。
《「原因とは何か?」という問いを人間が立てるのは、「原因がわからない」場合だけであるということです。》(p.53)
などはなるほどなー、と思った。
第2章「ジャンクで何か問題でも?」も面白かった。
内田樹が一時、ジャンクフードを食べている人を見ていると気持ち悪くなって、みんなにそんなものを食べるのは良くないと言って回ってたら、友達がいなくなって、それではいけないと思い、自分もジャンクフードを食べることにしたという話は、どこまで本当かは知らないが、面白かった。とことん思想で生きてるひとだなと思う。
第3章のアメコミの話も面白かった。
まあ、この辺までは面白かった。
そのあとは、難しいこともなく、つまらないでもないが、だんだんと聞きかじった話を披露するという感じになり、まあそこそこでした。

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