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サンデル再読

2012年08月02日 22時39分20秒 | 文学
マイケル・サンデルの『これからの「正義」の話をしよう』の文庫を古本屋で買って読んでいるがとてもおもしろい。この本が話題になり始めたときに図書館で借りて読んだのだが難しくて、最後まで読み切ることができなかった。いまはとてもおもしろい。
なんでこんなにわかりやすいと思える本を、難しいと感じて読めなかったのか理解ができない。それくらいに政治に興味が持てなかったのだろう。
ちょうどつい最近読んだジョン・スチュアート・ミルの『自由論』が登場したのも興味が持てた理由の一つだろう。
いまではリバタリアニズムの話にも功利主義の話にも耳を傾けることができる。
これが正義だと考えるときに、人々がどれだけ自由であるかという観点から考えることをリバタリアニズム、人々に対する効果の総量ではどうするのが最も多いかと考えるのが功利主義だ。
いまはカントの考えについて語っている。
昔、サンデルの出ている講義番組に最初に興味を持ったのはカントについて話しているのを見たときだった。
しかしやはり、カントの言うことはちょっと難しい。今度、『道徳形而上学の基礎づけ』を読んでみようと思う。
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