ダブログ宣言!

ひとりでするのがブログなら、
ふたりでするのがダブログ。

☆ヘミングウェイ「武器よさらば」感想

2009年07月23日 23時15分36秒 | 文学
武器よさらば (新潮文庫)ヘミングウェイの「武器よさらば」(新潮文庫)を読み終える。
ヘミングウェイで最も好きなのは「老人と海」なのだが、お話としては共通点のある話だった。どちらも、大きな苦労をしたが得るものは何もなかった(またはとてもわずかなものだった)、という話だった。
「武器よさらば」は少しだらだらと話が続く印象があり、「老人と海」のような緊張感や興奮はなかった。あまりおもしろくはなかった。

村上春樹の「ねじまき鳥クロニクル」がきっかけで読んだのだが、たしかにあちらも子どもと妻を失う(奥さんは死にはしないが)ということで少しは似ているような気がする。戦場が舞台となるところもいっしょ。
だからどうした、ってもんでもないけど。
コメント