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☆中沢新一「はじまりのレーニン」感想

2009年07月06日 23時31分01秒 | 文学
「ツインビー」は前回書いたように飽きてしまったのだが、いまはWiiで通信麻雀ゲームをやり続けている。
しかし麻雀で勝てないと私はものすんごく不機嫌になってしまう。しかも結構勝てない。これがよくない。

NHKの大河ドラマ「天地人」は秀吉と家康の登場しているところはおもしろい。
とくに家康(松方弘樹)がよい。
ドラマの千利休はまあまあなのだが、山本兼一の直木賞受賞作「利休にたずねよ」を読んでみようかという気になる。

はじまりのレーニン (岩波現代文庫)中沢新一の「はじまりのレーニン」読了。
”レーニン”がペンネームであることを知った。本名は、……、忘れた。
結局印象に残ったのは、ペンネームだったことと、はじめの「ドリン・ドリン」だけだった。
レーニンの著作を読もうとは思わなかった。
釣りをしていてあたりが来たときの感じ「ドリン・ドリン」は印象に残る。
最近本を読んでいて、どこにおもしろさを感じているかというと、なにか物に触れた感じを感じたときのように思う。これがたぶん「ドリン・ドリン」なのだろう。

カントの本はほとんど読んでいないのだが彼の、「物自体」という言葉は何度も聞かされた。読まされた。
有名な言葉は直接本人の言葉に当たらずに周りから何度も聞かされて、分かったような気分になってしまうことがある。思い起こすに田中角栄のしゃべるところを実際に聞いたことがあるのかモノマネを聞いたことがあるだけなのか記憶が非常に曖昧だ。そういうことがよくある。
いいかげんカント本人が「物自体」と書いているところを読まなければなるまい。
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