デヴィッド・リンチの「ツイン・ピークス」は3話目まで見た。
昔見た時は、見るたびに眠ってしまっていたのにそのようなことはない。
DVDなので吹き替えで見られるのがいいのかもしれない。字幕を読んでいると眠くなる。
最近の僕の生活はプルースト中心にすべてが廻っているので、やはりプルーストと比較してしまうのだけれど、「ツイン・ピークス」も濃い登場人物を愉しむというところが似ている。
いまとてもおもしろいと思っている登場人物はカーテンレールの音をどこまでも無音に近づけたいと思っている、ヒステリー気味の、片目にジョイスのように眼帯をつけたおばさんだ。
クーパー捜査官(カイル・マクラクラン)は石を投げてビンを割るとか、夢とかに頼って捜査しているだけのように見えて、ツイン・ピークスの住人達の浮気関係はものすごく敏感に察知する。なかなかできる男だ。
今日見ていて思ったのは、喫茶店に入って来た人を見て「あれあいつじゃない? ちょっと声かけてくる」というようなことって、僕にはまったくない。声を掛けられることも掛けることもない。だいたいそのような、常連の集まるような喫茶店に行かないのだが、しかしそういうことってわりと羨ましいかもしれない。常連というものに少し憧れる。
プルースト「失われた時を求めて」7巻100ページまで。
・「ソドムとゴモラ」に突入。
・シャルリュス男爵とジュピヤンの関係を盗み見る。
家のつくりがいまいちよくわからないのだが、隣の空き店舗のようなところからふたりの立てる物音や会話を聞く。
そしてそのあと、同性愛に関する考察がえんえんと続いた。
プルーストとしてはうきうきしてやっと書きたいことが書けるというところなのかもしれないが、わりと難しかった。
カタツムリが雌雄同体動物であることを知った。
・ゲルマント大公夫人の夜会に出席。
お互いの身分を知らなかったシャーテルロー公爵と門衛はそこで出会ってお互いの正体がばれる。
同性愛の話ばかりになってきた。
昔見た時は、見るたびに眠ってしまっていたのにそのようなことはない。
DVDなので吹き替えで見られるのがいいのかもしれない。字幕を読んでいると眠くなる。
最近の僕の生活はプルースト中心にすべてが廻っているので、やはりプルーストと比較してしまうのだけれど、「ツイン・ピークス」も濃い登場人物を愉しむというところが似ている。
いまとてもおもしろいと思っている登場人物はカーテンレールの音をどこまでも無音に近づけたいと思っている、ヒステリー気味の、片目にジョイスのように眼帯をつけたおばさんだ。
クーパー捜査官(カイル・マクラクラン)は石を投げてビンを割るとか、夢とかに頼って捜査しているだけのように見えて、ツイン・ピークスの住人達の浮気関係はものすごく敏感に察知する。なかなかできる男だ。
今日見ていて思ったのは、喫茶店に入って来た人を見て「あれあいつじゃない? ちょっと声かけてくる」というようなことって、僕にはまったくない。声を掛けられることも掛けることもない。だいたいそのような、常連の集まるような喫茶店に行かないのだが、しかしそういうことってわりと羨ましいかもしれない。常連というものに少し憧れる。
プルースト「失われた時を求めて」7巻100ページまで。
・「ソドムとゴモラ」に突入。
・シャルリュス男爵とジュピヤンの関係を盗み見る。
家のつくりがいまいちよくわからないのだが、隣の空き店舗のようなところからふたりの立てる物音や会話を聞く。
そしてそのあと、同性愛に関する考察がえんえんと続いた。
プルーストとしてはうきうきしてやっと書きたいことが書けるというところなのかもしれないが、わりと難しかった。
カタツムリが雌雄同体動物であることを知った。
・ゲルマント大公夫人の夜会に出席。
お互いの身分を知らなかったシャーテルロー公爵と門衛はそこで出会ってお互いの正体がばれる。
同性愛の話ばかりになってきた。