”朝吼夕嘆・晴走雨読”

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「真夏の悪夢」

2006年07月28日 | 「頚腕症候治療レポート」
発病入院数日前の先々、箱根合宿から一人途中下山。そのまま週末4日間休んだ。間歇的に襲ってくる全身咳に体は辛かったが、連合いもパート、4日連続の一人の生活は久しく無かっただけに心理的には言い知れぬ開放感。終日PCに向かい、疲れたらそのまま仰向けにひっくり返り仮眠。電話も来客もなし“社長!ちょっといいですか”の邪魔も入らず、天国だ。

 仮眠から覚め、咳き込みつつ、やおら長年覗いた事の無い連合いの書斎を見るとは無しに覗いた。観世流100選、千宗室10巻に岡部伊都子全集、住井すえ、窪田船弥等々が並ぶ。そしてやっぱり小倉隆蔵著はじめ韓国もの10冊も越えるか。下段に行くに従い“うん?”と思った。上野千鶴子?なんで?そして「夫婦別姓研究」タイトル本?もしやと思い“熟年離婚”なるタイトル必死で探したが、その種書籍は見付からない。
 やれやれと思っていたら階下で“ただいまあー”の声。慌てて自室に戻り狸寝入り。真夏の昼間の悪夢でした。
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