センスプロデュース研究所!

ヒトの五感と脳の関係、ヒトの五感の重要性の提唱、研究を行っている者です。

IT依存が脳を破壊する?

2009-12-01 00:08:16 | 感覚、五感
皆さんは、スケジュール管理や電話番号の整理。仕事の管理などにパソコンや携帯電話など利用すると思われる。私のようにノートや手帳を使って思考力を駆使して書き込むなどはアナログで古くさいのかも知れない。
多分皆さんは、仕事などのスケジュール、企画書や資料作りにすぐにパソコンを使用し、パワーポインター、ワードにエクセルなどを多用し、写真やグラフなどを取り入れ、試行錯誤するだろうが、これらパソコンや携帯電話などのハイテクなツールに依存すると、人の脳が壊れると私は警鐘を鳴らしている。
なぜ、ITなどに依存すると人の脳が破壊されるかというと、例えば、文書を書き込みをするにしても、手書きでなく、ワードなどの文書を書き込むときに、漢字も簡単に変換させ、思考術を駆使しなくても簡単に漢字が打ちこめるのである。私のようにブログやテレビ局などに提出する原稿や資料の作成時は、必ず手書きで書き込み、修正し書き上げる。そしてワード文書などで打ち込み、添付ファイルとして相手先に送るのである。
パソコンなどで打ち込んだ文書は、頭の中で思考したことをそのまま打ち込むので楽で簡単だが、これら脳が楽をすると脳は鍛錬されず、20歳頃から毎日10万という数の脳細胞が死滅している。これらを加速的にさせるので、ITなどに依存するとこれら脳が壊れると表現しているのです。
私が危惧しているのは、現代人のコミュニケーションがITに依存傾向から人との会話、コミュニケーション不足、欠如しているのである。
自分の考えていること(思考)を伝えらない、言えないなど、頭の中で考えていることが上手く相手に伝えられない、言えないなどイライラもします。
現在、多くの人たちにこれらの傾向が強く、仕事など企画や新商品などの説明、発表なども上手く行かなくなるのです。
現に、パソコンを使わないと上手く説明出来ない、表現出来ない人たちはこれらITの依存症かもしれない?。
これらを繰り返していると人の脳は破壊され、脳細胞が刺激されず破壊されてゆくのである。
これらを改善するためには、ローテクなことだが、アイデアや思い立った事は、ノートや手帳に好き込むことで後で役立つのである。
私が言いたいのは、パソコンをすぐに活用するのでなく、最初に手書きでメモでも良いので書き込み、脳に記憶させることである。この手順が重要なのである。これら人の記憶の中でも「手続き記憶」という、記憶を定着させる方法なのである。
無意識のうちに慣れたパソコンなどをすぐに使いこなすのは人の脳には良くないということである。決してパソコンは私たちの脳の代わりをしてくれない。パソコンに記憶(データ)資料を残せても保存するだけで、それをベースに自己の脳で考え、思考し、試行錯生みの苦しみから「創造性」が生まれるのである。この創造性こそ、ITを駆使しても生まれないし、思いも浮かばないだろう!。
パソコンだけではない、携帯電話でのメールのやり取りなど、人とのコミュニケーションにも異変が生じている。文字的会話で、上司と部下でも同じ建物の中にいても、パソコンや携帯電話のメールのやり取りが中心と成っている。
これら私が提唱している「IT依存が脳を破壊する」という意味合いは、ハイテクな道具に依存する傾向が強ければ、強いほど人の脳(脳細胞)が破壊されるということである。
これらを防ぐためにも、無駄で非合理的とも言える。手書き、メモる。なぞる。書くなど手先を動かし、五感総動員して思考することでこれらを改善し、脳の訓練と鍛錬に繋がるのです。
今後も、私は「五感オンデマンド」など、次世代の携帯電話やユビキタス通信などの監修など手がけてゆくが、これらハイテクな道具はあくまでも依存するのでなく自分の頭で考え、思考し、創造する。そしてITを駆使して勉強や仕事に役立てて欲しいと思います。
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