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外科医志望者、激減!

2007-04-12 00:01:37 | 感覚
外科医志望、このまま減り続ければ…10年後ゼロ
記事:毎日新聞社提供:毎日新聞社【2007年4月5日】
外科医:志望、このまま減り続ければ…10年後ゼロ 「後輩に勧めず」28%
学会アンケ「後輩に勧めず」28%過酷な勤務や医療事故のリスクが大きいことなどを理由に、かつて花形ともいわれた外科が崩壊の危機に直面している実態が、日本外科学会(約3万8000人)のアンケートで分かった。約3割の外科医が後輩に外科を勧めようとは思わないことなどが判明。外科医のなり手は今後も減り続けるとみられ、新たな学会入会者は10年後にゼロになる計算という。小児科や産科だけでなく、外科でも深刻な事態が進んでおり、学会長の門田(もんでん)守人・大阪大医学系研究科教授は「人とカネを増やす政策を」と訴えている。
大阪市で4日あった関西プレスクラブ定例会で、門田教授が明らかにしたもので、11日から同市で開く日本外科学会定期学術集会で発表する。昨年11月、インターネットで実施し、会員1276人が回答した。
外科志望者が減る理由(複数回答)で多かったのは、労働時間が長い、時間外勤務が多い、医療事故のリスクが高い、訴訟リスクが高い、賃金が少ない----で、いずれも約7割に達した。
勤務時間の週平均は、診療所(開業医)で47・7時間、病院で68・8時間となり大きな差があった。大学病院勤務では「80時間以上」と答えた医師が2割を超えた。また、当直明け手術は「いつも」「しばしば」がいずれも約3割に上り、「まれに」(13%)を合わせ計72%が参加しており、過酷な勤務を裏付けた。
さらに、10%に医療訴訟の経験があり、示談の経験は11%。訴訟リスクが治療に影響すると答えたのは、「常に」「しばしば」「たまに」で計85%に達した。年収平均は全体で1385万円、病院の勤務医は1308万円、診療所は2553万円だった。
一方、半数以上の医師が仕事で満足を感じ、外科医を続けたいと回答したが、後輩に外科医を勧めようと思わないとした医師は28%に達した。同学会は、80年代には入会者が多かったが、過去20年間で激減しており、単純計算すると2018年にはゼロになるという。
門田教授は「日本では医師全体が少ない。医療費抑制政策で医療が崩壊した英国の教訓を生かさないといけない」と述べた。【根本毅】
以前から外科医の勤務の激務など紹介していたが、花形といわれた外科医が激減しているのである。
特に若手医師は外科を目指すのを断念し、内科や整形外科など、最近は診療所などの収入の良い仕事場を選択することが多い現状である。
外科医のなり手は今後も減り続けるとみられ、新たな学会入会者はこのままでは10年後にゼロになる計算という。
これに途中退職者も含めるともっと短くなるのではないかと私は心配している。
これらの対策に日本医師会や地方自治体は必死に取り組んでいる。
やはり、年収や待遇と言った働く場の環境が大切なのである。
病院側も医療ミスを個人の医師の技量不足や責任転換するのでなく、従来の医局や制度などを見直し、若手の受け入れ、海外で活躍している日本人医師は1000名以上を超えている。
これらの優秀な人材が海外流出している現実も有るのです。
私共は近年中に北関東に医療施設や医学薬科大学を構想しているが、外科医の魅力とやり甲斐を理解して貰い、近い将来日本の各地の病院に勤務や当病院の勤務を希望するものである。
私共は、海外とくにアメリカで活躍している著名な医師の協力で60~70名ほどの教授、講師陣、医師などの派遣をして頂ける事になっている。
私共の代表者の知り合いの著名な日本人医師がアメリカでは、米国心臓学会の名誉理事として活躍している。ベテラン医師など多くの日本人医師がアメリカなどの海外で高い手技能力を持ち、高い評価を得ているのである。
これら医師達は日本の医局制度に疑問を持ち、武者修行しながら海外の大学病院などで実力を上げている。
2~3年で日本に戻ってくる医師は多いが、そのまま何十年も海外で活躍している医師も実際には多いのである。
特に、外科的な高度先進医療はこのままでは、日本は益々アメリカなどの国々との差が広まり、10年以上の遅れをとることになるだろう!
日本国内では日本人外科医が姿を消し、外国人外科医が日本の病院に勤務し、片言の日本語で話し、手術をする日も近いのではないかと予想されるのである。
現に、私共が構想している医療施設には、私共の医学薬科大学で日本語を同時に学んで貰い、病院の勤務、特に外科医として勤務して貰えるように見本になり、実績を上げれば、日本国内に優秀な外国人ではあるが、外科医が増えるのではないかと考えている。
病院の運営も私達が関わり、労働時間が長い、時間外勤務が多い、医療事故のリスクが高い、訴訟リスクが高い、賃金が少ないなどが、いずれも約7割に達した。という外科志望者が減る理由を述べているが、勤務時間や収入面、訴訟リスクを減らしたら外科医を目指す人達が増えるのかというと疑問である。
やはり、病院側の待遇や優遇だと私は考えている。やはり、働きやすい環境、
やり甲斐などが重要だと考えている。
だから私共の病院や大学では、哲学や大衆衛生、高度先進医療など海外で取り組んでいる色々な良い点を取り入れ、日本国内で生かしたいと考えている。
以前、ある国立系の医学部の解剖学の授業の参観をしたことがあるが、医学生は外科的な手技の時間、メスの持ち方から教授が教えなければ成らないのだ、子供の頃からナイフや細かな指先など使わなかった、知識優先の学問だけで重視した医学界にも問題が有るのです。
私が子供の頃のように遊び道具を自分のナイフで削って造ったりした経験が今になって役立っている。
現在の子供達や若者を見ていると携帯電話や携帯ゲームのボタンを押すだけの手先の動きでは、手や指先が不器用に成る。この手の器用さこそ、脳の活性化、脳の高さにも繋がっているのです。
これらをサポートする手技機器や遠隔操作などの外科医の手術をサポートする手技ロボットも可成りな高精度で開発されている。一部の病院でも実用化されている。近年中には日本の多くの病院でも導入されるだろう。
これらのサポートロボットを導入するのも今後、医療ミスを防ぐ対策として重要な鍵を握るだろう!
私共は、これら医療改革に取り組み、これから医師や外科医を目指したいと考えている若い人達のサポート役を担い、一人でも多く心臓外科や脳外科などの専門的な方面で活躍してくれることを願うばかりである。
五感教育研究所、主席研究員、荒木行彦、







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