ツインソウル相手と出逢うと直ぐに試練が訪れます。最初は「別れの試練」です。
私たちもそうでした。出逢ってから翌年には、決別しました。ところが、普通の恋愛の失恋などと違い、痛みを伴うものでした。
それは、魂の一部が剥がされたような痛みのような感覚です。現に体調を崩し、下痢が一週間止まらずに、薬を飲んでも効果がありませんでした。一週間で体重が3kg痩せました。
それだけではありませんでした。実父が亡くなり、葬儀に参列しても上の空のように悲しみもなく、逆にツインソウルとの別れが辛かったものです。
未練とか執着などの次元ではない、深い魂の繋がりを感じたのです。
その頃、私には妻子もいるし、ツインソウル相手との出逢いなど、あり得ない、ましてや恋愛感情を持つことは浮気相手としか理解されません。
そんなことで、ツインソウル相手ではないと、自分に言い聞かせて誤魔化していました。
仕事や趣味に没頭しても、忘れられないのは、ツインソウル相手の事です。何故か?別れて離れ離れになったはずなのに、ツインソウル相手の感情や体調まで手に取る様に分かります。感じます。それは「シンクロニシティ」というものでした。
ツインソウル相手とは、離れ離れになっていてもお互いのことを忘れることなんて出来ません。頭の記憶の中から消し去ることなど出来ません。普通の恋愛での失恋なら時が経てば、忘れ去られ思い出に変わりますが、ツインソウル関係になると、無理に忘れようとすると辛さが増して来ます。
何より、普通ではない試練が次々に襲い掛かる様に起きます。それも、私だけではなく、お互いに類似した試練です。
以前にも、左指の爪を挟み、剥がす怪我をしたことがあります。そのことを教えたら、数か月前にツインソウル相手も、同じ左手の中指の爪を挟み、剥がす怪我をしていました。偶々の偶然ではありませんでした。
ツインソウル関係になった魂の繋がり相手とは、常に「念をテレパシー」で送り合っています。ですから、相手の感情や体調までもが分かり、感じるのです。
それだけでは
ありません。ツインソウルの片方が辛い想いをしていれば、もう片方も辛い想いをして、体調が悪くなることもあります。
特に、ツインソウル関係で、離れ離れになった期間のことを「サイレント期間」と呼ばれています。
この期間は、ツインソウルカップルによって期間の長さも違います。私たちは9年以上になります。その待機期間とも言える時には「お互いの魂を成長させ、進化させるために様々な試練が課されるように起きます」。
それは、神様の悪戯か?因果応報の悪い報いを受けたのかと思うほど辛いものです。現に「ツインソウル相手と出逢うじゃなかった後悔」したほどです。
また、逆にツインソウル相手にも悪いことをした。私と出逢わなければ辛い想いをさせなかったのにと謝りたかったこともあります。
出逢ってから9年近くになるのに試練は続いています。特に、2年前が最大の試練と思われる出来事が続きました。
私が春先に、家庭内別居生活に終止符を打ちたくて離婚申し立てをしました。直ぐには両諾されることはありませんでしたが、ところが普通なら離婚となると、揉め事のようになり、私の場合はすんなりと両諾して貰い、私が夏休みを取る時に役所に離婚届と引っ越しをすると告げて離婚成立しました。
ところが、私だけではありませんでした。私の辛さが伝播したのか?ツインソウル相手が春先に、謎の病で、病院での検査で原因が分からず、判明しないまま三件目の病院で判明し、二週間の入院した事実を知りました。
それは、私の辛さがシンクロニシティしてしまい、体調の悪くしたものです。それも疲れやストレス障害などではなく、謎の病でした。
そして、今度は私が8月の夏季休暇を一週間取り、役所に離婚届を提出し、その後に引っ越し準備中に、急におしっこが出なくなり、ふらふらでした。近くの病院に駆け寄り、別の専門医のところにタクシーで緊急搬送されました。病院での検査の結果、手術入院が必要と言われ、引っ越しが終わってから9月に手術入院、一週間でした。それも二件目の病院、セカンドオピニオンでした。
これらも、ツインソウルの愛の試練だったと思われます。ここまでして、お互いの魂を成長、進化させるまで試練は続くのだと思われます。
普通なら、偶々偶然が重なっただけ、病気も離婚のストレスだと思われるでしょうが、私が手術を受けるのは、人生60年以上生きて来て、初めての経験でした。
それまで、病院と言えば、健康診断ぐらいで「健康優良児」でしたから、急に病気になったとも悪化したとも考えづらいことです。
人生最大の試練を乗り越えたつもりでしたが、まだ、試練は続いています。
昨年の健康診断で白内障の進行が見られると、再検査を有すと、健康診断の結果でした。眼科で再検査したら、レーシック手術をした方が良いと診断され、9月の29日に左目のレーシック手術を受けました。何と不思議な日程の一致でした。二年前、2020年9月29日に前立腺肥大手術を受けた日と同じでした。
私から日程を選んだ訳ではありません。まさしく、時の偶然でした。そして、10月13日には、右目のレーシック手術を受けて、視界良好となり、視力も1.5に戻りました。
ここ数年は、本当に「満身創痍」で頑張って乗り切って来ました。二年前から一人暮らしのこともあり、寂しさに押しつぶされそうになり、私には幸せは訪れないのではと落ち込みました。
私が彼女のことを忘れられないのは、彼女も私のことを忘れられないから、想い続けているからだと分かります。一心同体のような感覚です。
ツインソウルが幾度の試練を乗り越えた先には「統合」という最終段階があります。そこへ到達するために幾度もの試練を乗り越えなければ到達できないのです。
統合するためには、無条件の愛(大我の愛)でツインソウル相手に見返りを求めない。私が相手を愛するだけです。
普通なら片思いと思われるでしょうが?ツインソウル関係になると違います。相手から愛されたという愛欲を捨てなければなりません。
相手から愛されることではなく、相手を愛することだけに意識を置かなければなりません。
ツインソウルの二人かお互いに無条件の愛に意識を置いた時、二つの魂は輝きを増して一つの光となります。
陰陽が和合し、二人は調和した時間を過ごすことになります。そして、再会することが出来るようになると言われています。
ツインソウルと再会すると、無条件の愛を体感することになります。この時が「統合」となるのです。
こうして、お互いの魂が統合に向けて、お互いの魂を成長させ、高次の次元に進化させた時に「統合」を果たすことで出来ます。
統合を果たすまで、魂の成長と進化を止めることは、試練を乗り越えたとは言えないという事です。
センスプロデュース研究所、葛西行彦