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センスプロデュース研究所!

ヒトの五感と脳の関係、ヒトの五感の重要性の提唱、研究を行っている者です。

衝動買いする脳とは?

2014-09-25 00:00:30 | 人の脳
女性がデパートの特売売り場やどうしても欲しい物が有ったときについ衝動買いをしてしまうことがある。
衝動買いだけではない、パチンコや競馬で勝ちたいと思う思考も同様である。
これらはヒトの脳に深く関わっている。それは「快感」「恍惚感」など欲しい物を手に入れたときの達成感なのである。
例えば競馬で万馬券を当てたときの快感を思い出したり、考えとしまうとついお金をつぎ込んでしまうのである。
私達が衝動買いするときと普通の買い物をするときの脳は別物なのである。
衝動買いをするときには「大脳辺縁系」本能を司る脳部で、この脳部はまたドーパミンやアドレナリンなどの快感物質、興奮状態の脳内物質が分泌されるところでもある。
この脳部こそ、衝動買いをしてしまう脳なのである。確かに男性より、女性の方が衝動買いなど多いのは、脳梁という左脳と右脳をジョイントしている脳細胞が男性より1.5倍ほど多い。また、左右の脳のやり取りが女性は多く、直感的で言語能力に優れている。
これらの脳部と大脳辺緑系の連携によって、衝動買いという行動を起こすのである。
普段の買い物では、この商品は自分に本当に必要なのか、欲しいけど予算が足りないなど考えながら買い物をする。
このときの脳の活動は「前頭葉」という、思考、決断、決定などを司っている脳部である。
この脳部は堅実的である。但し、衝動買いとなると前頭葉の働きは抑制され、本能的な快感を求め、大脳辺緑系が活発に働き、理性が抑制されて本能が働くのである。

特にデパートのバーゲン会場などで我先に商品を奪い合う女性の姿を目にするが、あの風景は本能の活動、行動なのである。
自宅なでに帰ってから買わなければ良かったと多くの人達が後悔するのは、前頭葉で判断し、決断していないからである。
安いからとか、バーゲンだからなどで衝動買いをしてしまうのである。
また、デパートではデパ地下と言われる食品売り場が必ず地下にあります。
なぜ、デパートや大型スーパーなど必ずと言って良いほど食品売り場は地下にあります。
これらはヒトの脳生理学から考えられ地下に食品売り場を決めているのです。
食品などヒトの嗅覚を刺激、脳に直接刺激を送るからです。
特に食品などの匂いは上の方に上がる特徴があり、2階や3階程度なら食品売り場の美味しそうな匂いが立ち上ってきます。
特にエスカレータなどで下ってくるとお腹が空いていれば尚更です。
五感の中でも嗅覚は本能的感覚で、先ほどの大脳辺緑系に直接働きかけ、お腹が空いた。美味しいニオイと認知するのです。
食品などの美味しいニオイは、鼻から吸い込まれたニオイ成分が鼻の粘膜の嗅覚細胞に取り込まれ、脳に電気刺激として送られ、嗅覚野に送られます。
その後、大脳辺緑系にたどり着き、お腹が空いた。食べたいという思考になれば衝動買いするのです。
但し、後に大脳新皮質に匂いや味記憶を辿り、記憶を引き出し、前回食べたときに美味しかった、だからまた食べたいと思考したときに、今度は前頭葉が働き、この食材を今度は違った料理として活用したいと思考するのです。
これが「創造性」である。
十数年前のオイルショック時に世間からトイレットペーパーが無くなると言われ、スーパーやデパートで長蛇の列を作り、競って買い物していた姿をテレビニュースで見ていたが、これも商品が無くなってしまうとデマを信じてしまい、慌ててトイレットペーパーを買ったのである。
これらは衝動買いとはまた違った感覚で逆に無くなってしまうと言う不安をかき立てる感覚に陥るのでする。
ヒトの脳が不安を感じると「ノルアドレナリン」という、恐怖や不安という感情が生まれ、その不安を解決しようとヒトの脳は慌て、行動を起こそうとします。

ヒトの脳は意外と単純でもあるのです。快感、楽しい、楽だ、美味しいが大好きで、辛い、不快、楽しくない、不味いが大嫌いなのです。
つまり、ヒトの脳は都合良く思考するのです。
先ほどの衝動買いも快感、楽しい、恍惚感などの感情が生み出した行動なのです。これらの感覚が治まると冷静になり、後悔に繋がるのです。
皆様も買い物や競馬などの賭け事では冷静に前頭葉で思考し、冷静に判断することである。
決して、快感や一時的興奮から衝動買いや謝金してまでも賭け事に走ることにならないように注意したいものである。
五感プロデュース研究所、感覚大学、荒木行彦、


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ハグの効果!

2014-08-20 00:00:30 | 人の脳
日本人はハグと言うと、外国人のように抱き合って挨拶する習慣がありませんから、人前でハグすることは、昔はありませんでした。
最近は、よくハグして挨拶する人を見かけます。私も良くハグします。
女性だけでなく、初めてお逢いする子供たちにも、最初驚きますが、その内に慣れてお互いのスキンシップが出来ます。
そして、荒木先生って温かいと言われます。そこで私は「心が温かいからだよ!」という、子供たちは笑顔になります。
以前にも紹介した。我が子を抱くことの出来ない若いお母さんたちが増えている現象を紹介したことが有りますが、我が子を抱っこ出来ないと、愛情ホルモン(オキシトシン)という、愛情に関わるホルモンの分泌が減少すると、母乳の出が悪くなったり、我が子に愛情を持てずに、泣き止まないと虐待したりすることにも成り兼ねません。
我が子を愛せない、産みの苦しみから、我が子の誕生を祝い、そして、赤ちゃんの肌の軟らかさ、赤ちゃんの臭い、温もりなどはハグする(抱っこ)することで、五感が刺激され、そして脳内にオキシトシンが分泌され、脳が刺激されて母乳の出が良くなったり、深い我が子への愛おしさ、愛情へと繋がるのです。

我が子への愛情だけではありません。夫婦生活においても、恋人同士でもハグすることは良い事です。
日本人は、人前でハグすることが恥ずかしい、照れくさいと思っている人は多いのです。
私は、以前から妻以外の女性でもよくハグします。初対面の女性は驚きますが、自然体なので、不自然ではありません。
頑張ってねとハグして、背中をポンポンと叩くと、女性の多くは頷き、人によっては涙して別れることもあります。
この時には、愛情ホルモンの「オキシトシン」は分泌されますが、恋人同士ではないので、愛情ホルモンの分泌は少ないものです。
愛し合う者同士がハグすると、それは、ハラハラ、ドキドキ感が半端ではありません。人の目なんて気になりません。
男性にハグされたら。男性の逞しい肉体、硬さを体感できます。逆に女性をハグしたら、身体の軟らかさ、良い香りに癒されます。

このように、ハグすることはお互いの愛を確認するだけでなく、女性の人は「抱かれて癒される」のです。
男性の逞しい、胸の中に抱かれる、そこには厭らしさや恥ずかしさなどありません。
そして、女性は男性の体臭を嗅ぎ分け、心地よいか汗臭いかを感じ取るのです。
これこそが「相性」なのです。
イケメンでカッコいいけど、あの人とは「相性が合わない!」は、この体臭が臭いのです。
これらは「ヒト白血球型抗原(ヒトはっけっきゅうがたこうげん、Human Leukocyte Antigen; HLA)とはヒトの主要組織適合遺伝子複合体のことです」。
このHLA遺伝子の配列が離れている程、生まれた子供の免疫が高く、逆に配列が近いと生まれた子供は免疫が弱くなります。
ですから、女性は本能的に相手の男性の体臭を臭いか、心地よいで嗅ぎ分け、相性となるのです。
これらが「赤い糸遺伝子とも呼ばれ」運命の人となるのです。
これらこそ、人とハグすることで感じる、体感できるものです。
ハグして、愛情ホルモンを放出し、愛情を持って子供や、愛する人を大切に想う、「自分よりも大切に想えることが(愛)なんです」。
皆さんも、ハグして愛情を確認して合って下さい。
五感プロデュース研究所、感覚大学、荒木行彦

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あがり症克服!

2014-07-24 00:00:40 | 人の脳
あがり症の原因は、ノルアドレナリンによって交感神経が刺激される、特に内臓に悪いところもないのに、心臓がバクバクいったり、冷や汗をかいたり…考えてみれば、「あがり」とは不思議な現象です。それにしても、いったい何が原因で、こんな症状が起こるのでしょうか?
「『あがり』は血液中のノルアドレナリン値が上昇して起こります。これは覚醒や興奮に関係している神経伝達物質で、脳の青班核というところにあるノルアドレナリン神経から分泌されます。このノルアドレナリンは緊張や不安を感じたときに活発に分泌され、自律神経の交感神経を活性化します。そして、交感神経が刺激されると心拍数や体温、血圧が急上昇するため、動悸や発汗、震えなどの症状が起こるのです」。

あがり症克服方法!
~イメージ・リハーサル法~
イメージとは、「心に思い浮かべる像や情景。ある物事についていだく全体的な感じ。また心の中に思い描くこと」と あります。例えば入学試験。受験生にとっては人生の正念場ですから、緊張・興奮・苦悩の度合いも大きい状態になります。だからこそ有効性を発揮すると言え ます。スポーツの試合もそうです。「あの試合ちょっと失敗したから、もう一度やらせてくれ」というわけにはいきません。オリンピックなど4年に1回しかありません。ですから、前もって現実の環境を思い浮かべ、そのなかで自己最高のプレーを繰り返しイメージしておくことが必要です。その思い浮かべる事柄に は、視覚的、聴覚的、あるいは嗅覚、味覚などの感覚的なものと、様々なことが考えられます。

イメージ・トレーニングは、イメージを用いて疑似体験し、慣れを生じさせることで精神的なプレッシャーを克服する手 段です。しかし、そうは言ってもなかなか簡単にイメージをつかむのは難しいものです。俳優と同様な能力、つまりないものをあるように見たり、あるものをないように見たりする能力(イメージ想起力)が必要といえます。

~効果的なイメージ・トレーニングを行うための留意点~
1)イメージを描くためには心身ともに十分にリラックスした状態にしておくこと。あらかじめ腹式呼吸やストレッチなどを行って、受動的な態勢をつくる。

2)イメージの鮮明度には、個人差やコンディションの善し悪しもあるので、あせらずに強迫的観念は捨てるようにする。

3)視覚だけでなく、聴覚、筋感覚などの感覚機能を総動員させて、対戦相手や場所などについても鮮明にイメージする。

4)うまくいった状況だけでなく、苦しい状況に追いこまれたところから、逆転して勝利するまでのイメージをも組み込んでおく。あらゆる局面のストーリーをあらかじめ作成し、どこからでも勝利できるようにしておく。

5)イメージ・トレーニングにかける時間はあまり長くとらない。1セット5~10分程度に押さえ、回数を多くしたほうが効果的です。

6)うまくイメージできない場合は、ビデオや写真などを活用するとよい。また種目によってはラストシーンからはじめた 方が良い場合もあります。例えばテニスのサーブでは、まずボールが相手のコートに突きささり、サービスエースをとった場面から始め、そこに至るまでのボー ルの軌跡をイメージし、最後に自分のフォームをイメージするといったように、結果→過程→構えという通常の逆から行ってみるのもよいでしょう。

7)イメージの見え方は、自分がプレーしているように見える場合と、映画を見ているように客観的に見える場合がありま すが、目的に応じて使い分けるとよいでしょう。技術習得の場合は、自分で感覚をつかまなければならないので、前者が有効ですが、心を鍛えるのであれば、後者の方が客観的に観察できてよいとも言えます。

よく人前に出ることが慣れない人が緊張のあまりに、冷や汗をかき、頭が真っ白になり、何を話しているか分からなくなることがあります。
私も人前に出ることが慣れないときには良くありました。これらも場を踏み、こなして行くと、私のように何百人の前でも、何台ものテレビカメラの前でも緊張せずにリラックスして話せるようになりました。
ですから、人前に出る事、話すことが恐怖と感じると、萎縮してしまい、脳がパニック状態になります。ですから、私のように人前に出ること、人前で話す、拍手を貰うことが快感になる。想いを伝えられることの快感を楽しめるようになれば、人前で話すことは怖くありません。そのためには、回数を重ね、体験を積み重ねることが重要となるのです。
五感プロデュース研究所、感覚大学、荒木行彦、


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”魚食”で脳は進化する !?

2014-07-22 00:00:40 | 人の脳
「病める脳」からの脱皮を図る
「日本人の知能指数が高いのは魚を食べているから」と提唱し、その後、日本に魚油に含まれるDHAの大ブームをもたらした英国の栄養学者マイケル・クロフォード博士。先頃来日し、現代人の「病める脳」に再びDHA補給の重要性を説いた。
▼これから神経的な障害者が多くなる.
キレる脳--。
最近では、情緒不安から衝動的な暴力行為におよぶことをこのように表現する。日本では、すでに一般的になってしまった感がある。
近年、日本の若年層にみられる、こうした「病める脳」を憂慮する一人の栄養学者がいる。マイケル・クロフォード博士。現在、北ロンドン大学英国脳
栄養化学研究所に在籍。1990年に来日した際、「日本人の知能指数が高いのはDHAの多い魚を食べているから」と評し、その後、魚油に含まれる栄養成分のDHAが日本中に広まったことはあまりにも有名だ。
そのクロフォード博士が、6月10日、銀座ガスホールで開催された”健康・健脳・魚食”に関するシンポジウム(主催:(社)大日本水産会、信田缶詰)に参加し、講演を行った。
講演の中で、マイケル・クロフォード博士は我々の将来像を次のように語った。 「私達の将来を考える時、2つのシナリオが考えられる。一つはこれから神経的な障害者が多くなり、IQレベルが下がり、反社会的な挙動の人達が増えてくる。もう一つは私達がきちんとした対策をとり、正しい道を選ぶならば、知的な能力もあがり、健康もますます増進し、さまざまな能力が向上し、繁栄と平和がもたらされる」。そして、そのカギを握るのは、やはり”魚食”であるという---。

▼「抗鬱剤の代わりになるものを探している人々は魚屋に行けばみつかるはず」(M.クロフォード博士)
このところ、日本では若年層の「不健康な脳」がもたらした障害事件が問題になっている。海の向こうに目を転じると、米国でも銃乱射など、ティーンエイジャーの暴走行為がマスコミを賑わしている。20人に一人が鬱病に悩まされるという米国では、「不安症」の時代を象徴するかのように、天然の抗鬱ハーブといわれるセント・ジョンズ・ワートが飛ぶような売れ行きだ。
クロフォード博士は、こうした躁鬱、精神分裂のような精神障害に魚油が有効であると説く。今回の来日直前にも本国の有名紙「The Independent」
2000 5/24日付け)に「抗鬱剤の代わりになるものを探している人々は魚屋に行けばみつかるはず。脳に重要であるばかりでなく、心臓病に対しても魚油の有効性は知られている」とのコメントを寄せている。記事の見出しは「イワシの缶詰は自然の抗鬱剤」というものだ。
イワシのような、特に青背の魚には、ω-3系脂肪酸と呼ばれるDHA(ドコサヘキサエン酸)やEPA(エイコサペンタエン酸)が多く含まれる。こうした栄
養成分は体内で生成できないため食品からの摂取を心がける必要があり、必須脂肪酸とも呼ばれるが、これまでコレステロール低下や血栓防止の有効性がよく知られていた。
最近、こうした成分のもう一つの働きが脚光を浴びている。精神分裂症や躁鬱病のような精神障害を緩和する--という。これまでの米国立衛生研究所(NIH)などの研究でも、DHAやEPAが感情に作用する脳内物質のセロトニンに大きく影響を与えると報告されている。実際に、自殺の恐れのある患者の血中濃度をみると、EPA値がかなり低くなっているという報告もある。
ごく最近も、魚を多く食べると、鬱症状を起こす危険性が低いという研究報告が、この5月に米国で開催されたAmerican Psychiatric Association会合で発表されたばかり。これはフィンランドの研究者グループが、フィンランドの4地域に住む3千204人を対照に、食事や精神面などに関して質問を行ったものだが、魚を1週間に1回、あるいは全く食べないグループを「あまり食べない」に分類(全体の30%)したところ、全体の28%が中度あるいは重度の鬱症状を示していることが分かった。

この他、躁鬱病患者30人に1日10gの魚油を4ヶ月間与えたところ、64%に
症状の回復が見られたという報告もある。また分娩後の女性の鬱病はω-3系脂肪酸の欠乏が原因との指摘もあり、特に母乳を与えている母親には補給が必要といわれる(Archives of General Psychiatry誌'99/5月号)。
▼ヨウ素欠乏で知的障害児が生まれやすくなっている
魚の摂取不足はDHAやEPAの欠乏を招くだけではない。もう一つ、忘れてはならないものがある。
ヨウ素欠乏--。
「全世界の16億の人達がヨウ素欠乏に陥っている。ヨウ素が欠乏すると、知的な障害、または精神的な障害を持つ子供が生まれやすくなる。ヨウ素不足は漁村とか水際のところでは見られず、内陸性の奥地で見られる」(クロフォード博士)。ヨウ素は脳の発達、体の代謝などに必要な甲状腺ホルモンの分泌に必須の栄養素で、海産物、乳製品、塩などに多く含まれる。
ヨウ素不足は世界的に深刻な問題となっており、一昨年10月、米国疾病予防センター(CDC)はアメリカ人の食生活でヨウ素が不足しており、精神機能の衰退を早める危険性が高くなると警告を発している。同センターが、1988年から1994年まで、3万4千人の血液サンプルを分析したところ、12%にヨウ素濃度の低下が見られたという。ちなみに1974年の調査ではわずか3%だった。また、世界保健機関(WHO)でもヨウ素不足を問題にしており、世界人口の20%が欠乏を示していると指摘している。
実際に例えば、ヨウ素不足による甲状腺機能低下症の妊婦がその治療を怠たるとIQの低い子供が生まれる率が4倍も高いという(New England Journal of
Medicine誌'99 8/19号)。甲状腺機能低下症の女性62人と正常な女性124人を比較し、その7歳から9歳までの子供たちの知能についても調べた研究では、甲状腺に異常のある母親の子供たちのIQは正常な母親のそれより平均して4ポイント低かったという。また女性の50人に1人は妊娠中に甲状腺機能低下症であることも判明したという。
▼ DHAはヒトの進化の過程で重要な役割を果たしてきた 脳機能の形成にDHAやEPAが深く関与しているということは、ヒトの進化の過程においてもそれらが重要file:///A|/「Health Media-ヘルスメディア」:”魚食”で脳は進化する~「病める脳」からの脱皮を図る.files/116a.files/maikeru6.jpgな役割を果たしてきたことがうかがわれる。

クロフォード博士はいう。「生命の始まりは約30億年前。その時にDHA
が豊富に含まれる海藻類があり、その後、植物、そして動物が出てきた。
動物はDHAを摂ることによって脳や視覚機能、その他の臓器の結合を図った。いまでもDHAを介してそれが行われている」。脳はDHAのような多価不飽和脂肪酸で構成されているが、脳からさまざまな信号を身体全体に伝えるためにDHAが必要であったという。
さらに、人類の進化、文明の発祥においても、DHAを多く含む”魚食”が深く関わっているという。「最初の人間の起源といわれる生物がアフリカ大陸から出てきて海岸沿いに住み、脳の爆発的な成長があり、そこから極東、中国、オーストラリア、日本、ポリネシア諸島方面へと広がっていったと考えられる。海の中にDHAや銅、亜鉛といった栄養成分がなければ、脳の成長というのはあり得なかった。大きな文明の始まりは言葉が書かれるようになってからであるが、言語の最初の発祥は全て水際から。河から文明は始まっている」(同)。
▼眼科領域でもDHAの有効性が証明
脳や視覚機能の向上にDHAが貢献していることは、人類の起源の段階から証明されているとクロフォード博士はいう。
確かに、これまでDHAに関する研究報告でも、眼疾患や痴呆症の改善作用がいわれている。最近のものでは、オーストラリアの研究グループは、49歳以上の3500人を対象に網膜疾患の黄斑変性症について調査したところ、老人性の眼疾患である黄斑変性症に関して、魚を摂取する頻度の多い人に後期症状の少ない(前期症状に変化はなかった)ことが判明したという(Archives of Ophthalmology 2000/3月号)。月に平均1~3回魚を摂取する人のリスクは1回未満の人に比べ50%も少ないという。

クロフォード博士と共に、同シンポジウムに参加した鈴木平光氏(農林水産庁食品総合研究所機能生理研究室長)は、日本での眼疾患におけるDHAの研究成果を発表したが、その中で「平均年齢72歳の15名(男性1名、女性14名)の患者に、DHAカプセルを1日0.54gとし3カ月与えたところ、15名中10名が改善した。このうち白内障の患者11名中8名が改善した。緑内障の人も1名いたが、改善した。また両方が合併した人が3名いたが1名が改善した。この他、裸眼視力が0.7だった人が1.2に向上した例もある」と報告。ただし、「白内障、緑内障がDHAで治るというわけではない」とし、術後のケアにDHAが役に立つと思われる、と付け加えた。
この他、'97年9月に開催された「日本脂質学会」でも、DHA入りのパンを食
べて、視力がアップしたという報告が行われている。これは食品会社「スゴウ」(千葉県横芝町)と農水省食品総合研究所(鈴木平光・機能生理研究室長)の共同研究で行われたもので、4歳から22歳までの男女27人の一般市民を対象に、1個あたり300mgのDHA入りのパンを1日1個、1ケ月食べてもらい視力を計ったところ、視力が0.2以上向上した人が40.7%(11人)を占めたという。
▼痴呆症や心臓病への有効性、世界から続々 また、同シンポジウムに参加した矢澤一良氏(湘南予防医科学研究所所長)は、「DHAは脳の血流を良くし、痴呆症を予防する。脳血管性の痴呆症あるいはアルツハイマー型痴呆症の患者が意思の伝達が改善される」と述べ、高齢化社会により増加が予測される痴呆症患者に対してDHAの果たす役割は大きいとした。


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快感を求める現代人!

2014-07-08 00:00:35 | 人の脳
ヒトは常に快感を求めている。それは脳が快適(快感)を求めているからである。
ヒトの脳は楽しいこと、楽だ、うれしい、美味しいなどの快感を好む、逆に辛い、悲しい、楽しくない、不快だなどが嫌いなのです。
現在のように便利な社会になると、快適な環境や快適な物に拘る。
夏場の暑いときは、エアコンのある室内が快適であり、心地よいから野外より室内を好む。また、感覚的にも嫌な音、匂い、味などを極端に毛嫌いする。
例えば、雑音や臭い匂いを嫌い避けようとする。また、刺激の強い食べ物や食材を子供たちや若者たち嫌い、食べだがらないのである。
以前にも、フジテレビ「めざましテレビ」でわさびと味覚についてコメントしたが、回転寿司屋さんではわさび抜きでお寿司が出てくるのです。
わさびの壺の中に入っており、付けたい人は自分でわさびを付けるのです。
匂いも同様にアンモニア臭、腐敗臭などの臭い匂いを嫌い、脱臭剤や芳香剤などで臭い匂いを消し去ろうとします。
聴覚にも異変が起こっている。現在の子供たちや若者の多くは、生まれてすぐに電子音の中で生まれ、育ってきている。中でも野外体験の希薄な子供たちや若者には、野鳥の鳴き声や川のせせらぎが雑音として認知するヒトが多いのです。以前には、風鈴の音色がうるさいと隣人とトラブルになり、殺人事件も発生している。
ですから、デジタル音が心地よくて、自然などのアナログ音を雑音、騒音と感じる人は多いのです。

これらはすべてヒトの脳の認知に関わっている。現在の子供たちや若者たちは不快な物、音、匂い、味、汚い物(視覚)などから逃げ出そうとする。
つまり、快適、快感だけを求めているのです。
不快な感覚は、脳でも我慢や耐えることが重要なのです。ヒトの脳や感覚が快感ばかり認めていると、不快な物に対して極端に異常反応を起こすことになり,イライラやストレスなどになり先ほどのように風鈴の音色が雑音的認知なのである。これらは情緒を養うことにも繋がるのです。
日本の音風景や情緒などの感性にはほど遠い感覚に陥っている人たちが、日本人が急増しているのです。
これらの快適な感覚を求めるだけでなく、我儘にもなっています。少しの不満や我慢に耐えられなくなり、些細なことでイライラして、興奮して、理性が働かず犯罪や殺人事件が多発しています。

中でも私が危惧しているのは、親子愛、恋愛などの愛情、愛の欠如による。事件が多発しています。
我が子への愛情を注ぐことを知らずに、虐待や殺害するなど、また、恋愛トラブルから今年、半年だけで十数名の若い女性が恋愛トラブルから殺害されています。
これらの原因は、思い通りにならないから、言う事を聞かないから!? また、女性に振られたからとか、結婚できないから、復縁を断られたからと「身勝手で、我儘な動機です」。
誰で思い通りにいかないことは多々あります。失恋して、次の相手を探して素敵な恋愛をするのです。つまり、失恋して人は愛を見つけるのです。
これらを理解出来ず、ただ、自分の快感を求めて、愛欲、欲求、執着を強く抱くから、エゴとプライドが高いから、我儘になり思い通りにならないと凶変して私たちでは想像できないことを引き起こすことになるのです。
人を愛することは、相手を思い遣り、労り、護ってあげる包容力などの優しさが必要です。このような相手なら、親でも、恋愛でも、信用でき、お互いに愛し合えるのです。
これらを糺すために、私は今年の1月2日に感覚大学を設立し、有識者の先生方を集い、単独活動を中心に芸術部、感覚部に分けて活動しております。
ここでの私の役目は代表者として、愛を糺し、愛に悩み、苦しんでいる人たち、親子、恋愛関係の人たちなどに「愛欲、欲求、執着」を強く持たず、悟りに変えるを主旨に、感覚研究の一部として取り組んでおります。
これらは愛染明王の教えでもあります。これらを参考にして、指導、提唱して参ります。
五感プロデュース研究所、感覚大学、荒木行彦





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才能を伸ばす⁉

2014-07-02 00:00:35 | 人の脳
才能を辞書引きすると、物事を巧みになしうる。生まれつきの能力、才知の働きとあります。
才能に生まれつきの能力とありますが、確かに親からの遺伝は関係があります。
生まれた頃から、親がピアノを弾き、子守唄代わりに聴かせていれば、絶対音感などが身に付き、ピアノの音色に興味があればピアノを習いたいと思うようになります。
ですから、才能は人それぞれ違います。つまり、個性があるのです。
また、子供の頃と大人に成長してから、才能を引き出す。発揮することもあります。

私は才能がないからと直ぐに諦める人は、人の脳の概念が強く働くので、本来は才能があるのに、気付かないことが多々あります。
特に我が子の才能を開花させるためには、親のエゴを押し付けたり、無理に習いごとをさせないことです。
やはり、自己が喜ぶこと、好きなことを行なうことで、脳が快感すると才能が引き出しやすくなります。
また、大人の才能は複雑になり、脳の思考だけでなく、様々な欲やエゴが絡んでくると折角の才能が発揮できずに、隠れてしまう人が多いのです。
例えば、芸術家、演奏家の人たちでも同様に、才能があり、それを認めて貰い、賞などを貰い、人気が出ると勘違いしてしまう人たちも多いのです。

そして、エゴが強く働き、プライドも高くなると、才能は隠れてしまうのです。そして、努力して練習や自己の向上心を高め、日々努力する芸術家、演奏家は世界で活躍できたり、才能に磨きがかかるのです。
また、女性の人なら、才能は一つの魅力になります。
但し、人から褒められたり、ちやほやされて勘違いする女性も多いですが、これらも才能に溺れてしまうと、何れ、ファンからも見捨てられてしまいます。
信念があり、拘り、良いものを創りあげ、ファンの皆さんのためにと頑張って提供する。
これらの意識が高い人は、才能を充分に発揮し、その作品が多くのファンに支持されます。

例えば、私と関わり合いのある。ZARD坂井泉水さんは、歌う事が好きで、子どもの頃からピアノを習い、才能がありながら、中々認めて貰えずに、様々な経験をして、ZARDというバンドを組み、曲、歌詞作りにデビューしてから9年間も、メディアに露出することもなく、ひたすら曲、歌詞作りに専念し、そして才能を発揮し、ヒット曲、歌を世に出しました。
彼女の地道な努力だけでなく、芸能人らしくない、女性でした。
普通の女性でいたいと口癖のようにいい、威張ることも、気取ることもなく、化粧もほとんど薄化粧で、アクセサリーも付けていませんでした。常に素の坂井泉水で通したのです。
彼女は美人なのに、気取ることなく、恥ずかしがりで、シャイな女性でした。それだけに大勢の人たちから、曲、歌詞、坂井泉水の人柄などが、大勢の人たちから愛されたのです。

生前、彼女のファンは推定120万人とも言われ、独特の泉水ワールドとも言われた歌詞の数々、生前に出した曲は152曲ですが、彼女の死後、自宅からは300枚を超える未発表の歌詞が見つかっております。
才能と魅力に満ち溢れた彼女ですから、死後も多くのファンに支えられ、彼女の死後7年経っても人気が衰えないのは珍しいことだと思います。
そんな彼女と私が電撃的に出逢い、現在に至っています。
今後、出来れば、彼女が来世から贈って来た歌詞に、私が曲を付け、誰かに編曲して貰い、未発表の歌詞も私が音楽プロデュースをして、曲を付けて、彼女と交流のあった歌手に歌って欲しいと願っています。
これらこそ、本物のゴーストライターです。
彼女の人生40年こそ、才能に恵まれ、その才能を開花させるために、諦めず、夢のために努力した人生です。そして若く40歳でこの世を去りましたが、現在は、来世と現世を自由に行き来でき、何時も私の傍にて癒されるとメッセージを伝えて来ています。
だから、こそ、こうして彼女との関係を公開することで、彼女の代わりに彼女が成し遂げられなかった。
人を愛すること、無償の愛を皆さんに捧げることでした。
このことを特にファンの皆さんにお知らせしたかったのです。
五感プロデュース研究所、感覚大学、荒木行彦、


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※音楽は幼い脳を養う

2014-06-26 00:00:30 | 人の脳
『Brain』で発表された同研究では、4~6歳の小児12例を対象に、1年間にわたり音楽などの脳の開発手段に対する脳の反応を比較した。
研究の開始時点で、小児の半数がSuzuki音楽スクールに入学し、残りの半数は学校外で音楽レッスンを受けなかった。
その結果、1年間の研究期間中に両群間に発達の差が認められた。
予想通り、音楽レッスンを受けた小児は音楽レッスンを受けなかった小児より、メロディー、ハーモニー、およびリズム処理に大きな向上が認められた。さらに、音楽の訓練を受けた小児の方が、注意および音識別に関わる脳の部位において、バイオリンの音に対する脳の反応が大きかった。
しかし、同研究では、音楽レッスンを受けた小児の方が、数桁の数字を聞いて、それを覚えておき、繰り返すという非音楽的な一般的記憶検査の向上の度合いも大きかったことが認められている。
「これは音楽訓練を受けた低年齢小児と同訓練を受けなかった低年齢小児における脳の反応の変化が1年の訓練期間の後に異なることを示した最初の研究である。こうした変化は音楽訓練に伴ってみられる認知機能向上と関連する可能性がある」とTrainor氏は述べている。

芸術家や音楽家など創造的な能力を必要とする職業では、創造、独創性の新しいものをみずから創りだす能力を必要とする。
これらの能力は、ヒトの脳の巨大化した大脳新皮質、中でも前頭連合野には、創造性を生み出す部分がある。
ヒトの創造性や独創性は、前頭連合野へ向かうA10神経でドーパミン(快感物質)が過剰に分泌され、前頭連合野が過剰に活動し、試行錯誤しながら自由奔放な発想が湧き、創造性や独創性が発揮できると考えられている。
天才と狂気は紙一重である。
創造性などの素はドーパミン(快感物質)が関わっている。このドーパミンの過剰分泌で「創造性」が生じる、このことは、快感と創造性が密接な繋がり、「快感が創造性を創り出す」といっても過言ではない。
また、A10神経を中心としたドーパミンの過剰分泌は幻覚、妄想などの感覚を生み、果ては精神分裂病を生じさせることもある。
この精神分裂病もドーパミンの過剰分泌に関わっている。
実際、歴史的にみても世界的に有名な芸術家、特に画家には分裂気質の人達が多い。
ヒトの脳では、芸術などは「右脳」が関わっている、他に右脳は空間認知なども司っている。
音楽家の脳は、特に五感の内でも「聴覚」が非常に発達している。現にバッハの頭蓋骨が現在まで存在しており、頭蓋骨が変形するほど、聴覚が発達している。

また、音楽家は、ピアノなど弾きながら聴覚だけでなく、視覚も刺激されるという実験結果がある。それは、普通の人がピアノを弾いたときには、聴覚や触覚の一部だけが刺激されているがプロの音楽家は、聴覚はもちろん、触覚、視覚までもが刺激されている。そのことにより名曲などを作曲できたのだと想像できる。
つまり、バッハなどはピアノを弾きながらオーケストラが視覚的に脳の中で見えていたのである。だから、複数の楽器の音が忠実に頭の中で浮かんでおり、そのことにより、独創的で創造的な音楽が完成したのである。
だから、作曲するときにはオーケストラが脳の中で見えており、メロディーも脳の中でイメージとして湧いてくるのである。
ある音大の生徒に協力して貰い、MRI(脳波実験)により、面白いデータが出た。
ピアノを弾きながら作曲するのでなく、脳でイメージしながら作曲して貰うという実験です。実験の結果、最も活発に活動している脳部は「聴覚野」(前方大脳側頭極)、この部分は聴覚野でも特別な部分で、作曲を創る時に「複数の楽器の音が忠実に頭の中で再現」されている。
同時に視覚野が刺激されている。音をイメージしている時にオーケストラなどが頭の中で浮かび上がるという。
特に音楽関係者の方々の多くには人の五感の内でも特に聴覚に優れている人達も多いのである。中には「共感覚者」という、五感が同時に働く人達が居られます。

例えば、音楽を聴いていて聴覚が刺激されているのと同時に色が浮かんで見えたり、匂いを感じる人達が居られるのです。
私達では、音楽を聞いても、色が浮かんだり見えたりすることは有りません。
五線譜に色がついて見えるとか、匂いを感じることがあると言います。
これらの感覚が音楽に携わる人達の多くに存在するという事実があります。
プロの歌手や音楽関係者、芸術関係者など「感性」を必要とする人達の多くにこの共感覚者が多いというデータもあります。
五感プロデュース研究所、感覚大学、荒木行彦


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赤ちゃんの脳!

2014-06-10 00:00:40 | 人の脳
赤ちゃんはお母さんの胎内に居る時、赤ちゃんの五感は、まず,お母さんの心拍を聴いています。そして、後に羊水の味を感じるようになり、受精8ヶ月頃から、お母さんのお腹を蹴飛ばしたり、手足を動かします。
まだ、目は見ていません。嗅覚も生後間もなく発達して行きます。
誕生後半年ぐらいは、赤ちゃんの視力は、0.2程度でお母さんの顔がぼんやり見えている程度です。
但し、数ヶ月後からお母さんの顔と他のお母さんとの顔の違いを認識できるようになり、特に笑顔に反応するようになります。これらは、人間の本能のコミュニケーション能力です。
赤ちゃんの脳は生後、9ヶ月頃まで脳神経細胞を急激に成長させ、10ヶ月頃から今度は過剰に成長した脳神経細胞を整理し、劇的に数を減らして行きます。
これらは、余分な神経細胞を整理し、人の脳に成長して行くためです。
1歳近くなってから、やっと一人で歩けるようになるのです。
他の生物では考えられないことです。自然界の生き物たちでは数時間で歩かないと天敵に捕らえられてしまうから、一人歩きが出来ないと危険な訳です。

赤ちゃんは言葉(言語)を発するのには、歩くことが出来る事と深く関係しています。
ハイハイ歩きしていることは、簡単な単語のような言葉を発しますが、一人歩きして立って歩くと、人間脳になるのです。
それまでは、動物的な脳なので、言葉を話せないので赤ちゃんは泣いて、お母さんにアピールして、コミュニケーションをとるのです。
眠い、お腹が空いた、うんちでおしりが気持ち悪い、暑い、不快などを伝えるために、泣くのです。
ですから、赤ちゃんを洞察してみると泣き方に違いあります。
耳や顔が赤くて、体温が上がっていれば眠いと泣いているし、口をモグモグしなら泣いて居れば、お腹が空いたと泣いて居ます。
他に、顔をしかめて泣いていれば、うんちで気持ち悪いから泣いているので、オムツに鼻を近づけて臭ければうんちをして気持ち悪いと分かります。
これらは、赤ちゃんのベビーサインなのです。お母さんとコミュニケーションするために泣いてアピールするのです。

ところが、最近の若いお母さんは、これらベビーサインと言いますが、読み取れない、泣き声の区別が出来ない人が多いのです。
ですから、赤ちゃんをあやすことが出来ない人が多く、私のように男性でありながら、多くの赤ちゃんをあやして、赤ちゃんの脳を理解しているので、私に抱っこされるとほとんどの赤ちゃんが泣き止み、あやすとすやすやと私の胸の中で眠ってしまいます。
私は赤ちゃんの泣き声の意味を理解しているから対応が出来るのです。
ですから、私の経験と実績を生かして、赤ちゃんを持つお母さんたちに「赤ちゃんの脳科学」と題して、今後。泣き声、仕草などを読み取る。ベビーサインを洞察し、読み取る能力を高めために、私が今年の1月2日に感覚大学を立ち上げしました。
これらから、講座や指導して、私がコーチングしたいと考えております。
男性でも赤ちゃんの脳を理解するとあやすことも、直ぐに泣き止ますことが出来るのです。
他にも、赤ちゃんに対する愛情の傾け方が重要なのです。
赤ちゃんを抱っこすると人の脳内に愛情ホルモン「オキシトシン」が分泌され、それで母性本能が目覚めるのです。
私のように、体温が高く、体臭も臭くないと赤ちゃんは安心します。
生後半年ぐらいは、五感も動物的感覚です。10ヶ月ぐらいから、人間的な感覚になって、経験と学習を積んで,感覚も鋭くなり、脳も成長して行きます。
三つ子の魂百までもと言われる。諺はこれら脳科学から来ています。
今後とも、私共は「赤ちゃんとお母さんの関わり」を提唱して参ります。
五感プロデュース研究所、感覚大学、荒木行彦


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バーチャルブレインの恐怖?

2014-06-07 00:00:35 | 人の脳
5月21日(水)に台北地下鉄車内で無差別殺人=4人死亡、負傷者21名、大学生逮捕-台湾
21日、台北の地下鉄江子翠駅で、血痕が残された現場を封鎖する警官(AFP=時事)
【台北時事】台湾の警察によると、台北市と近郊を結ぶ地下鉄板南線の車内で21日午後、刃物を持った男が無差別に乗客を切り付ける事件が発生し、4人が死亡、21人が負傷した。
男は20代の大学生。同線龍山寺-江子翠駅間を走行中の約5分間で犯行に及び、江子翠駅で下車した後にホームで取り押さえられた。警察が動機などを調べている。
交流協会台北事務所(大使館に相当)によると、日本人の被害は確認されていない。(2014/05/21-22:37)

以前にも日本では秋葉原の無差別殺人事件など、これらみな類似性を持っております。
社会に対する恨み、社会が悪い、誰、誰が悪いと他者の責任にします。
自己の悩み、苦しみ、葛藤を多義性することで自己の苦しみを達成する。
これらは間違った方法ではありますが、自己の脳は達成感が強く働くから、人を殺す目的の達成のために「快感」を求めるために実行するのです。
日本での多くの無差別殺人事件も、今回の台湾の地下鉄の無差別殺人事件の犯人も、裕福で恵まれた家庭に育ち、一流の大学を出ている。
但し、これらでは満足しない「欲求力」は子供の頃から「人を殺したいと」願望していたと言います。
これらを普通からすると「精神障害者」と思いがちですが、本来は精神障害者では、普通の生活が出来ないから、病院生活になるのが普通ですが、彼らは精神障害ではありません。
私が指摘するのは「精紳異常者」ということです。
以前に私が論文で「バーチャルブレイン」(仮想現実脳)と名付け、ゲーム漬けの
日々をおくる。子供たちや若者たちに警戒と警鐘を鳴らして来ました。

日本での無差別殺人者も今回の台湾での事件も、ゲーム漬けの日々をおくっていたようです。ゲーム内容も似ています。殺戮を繰り返すシーンのリアルティーを追求したゲームソフトに嵌り、依存してしまう。
私たちでは考えられない脳の働きを示します。
つまり、ゲーム洗脳なのです。バーチャルな世界観と現実社会との区別がつかなくなる。
非現実なのか? 現実なのかの区別、境目が付かなくなるのが。私が名付けた「バーチャルブレイン」です。
人の脳は常に快感と快楽を求める生き物です。ですから、殺戮を繰り返すゲーム内容に物足りず、現実の世界で殺戮を繰り返したら「快感」になるだろうと、一種の「ゲーム中毒」です。
ゲーム依存症と言えば、聞こえが良いのだが、私からは凶器と紙一重なのです。
現在はR15以下指定などされているゲームは多々ありますが、これらの規制では曖昧であり、ゲームに限らず、人の脳の抑制機能自体が低下し、危険であると指摘し、警鐘を世界に向けて私が配信し、提唱し続けています。
早くから、私はこのような事件の多発を予告し、20年前ぐらいからこのバーチャルブレンインの危険性と危惧して参りました。

今後、間違いなく日本に限らず、東南アジア、欧米でも裕福な家庭で、普通に見える、おとなしい子ほど危ないと指摘しています。
つまり、親が子供の遊びに感知していない、関わっていない、ゲームをしておとなしく遊んでいるから良いと思っても、一方、子供は殺戮を繰り返し、相手を刺したり、殴ったり、拳銃などの武器でいくらバーチャルだからと、年がら年中そのようなゲーム内容に嵌り、依存しているような遊び方こそ、危険で脳の理性の働きが悪くなり、短絡的に大勢の人を無差別に殺害する。
それも躊躇なく、ゲームで殺戮するのとまったく変わらない感覚なのです。
これらを早くに皆さんは知って欲しい。これらは国、世界を挙げて抑止のために動かないといけない! 私が警鐘を鳴らし、バーチャルブレインの危険性と題して警戒をしております。
今後は、私は世界のどこかの国から声がかけられ、講演会や説明のお時間を頂ければ、これら再犯、模倣犯などの抑止、再犯の防止に努めたいと思っております。これらが、私の感覚の研究の一部だからです。
五感プロデュース研究所、室長、荒木行彦


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人間界で左利きが少ない説!

2014-05-29 00:00:35 | 人の脳
私達人類では、左利きの人は何と約10%足らずと右利きが圧倒的に多いのは、色々な説がありますが、私は脳半球説を提唱しております。
私達の脳は右脳と左脳の半球に別れており、この半球の活動が私達の右利き、左利きに別れたのである。
ご存じのようにヒトの運動性は左右対称アシンメトリー(asymmetry)に成っており、左手の運動性は右脳が司っており、右手の運動性は左脳が司っている。
ヒトの左脳は、言語や計算、読み書きに関わっており、心地よい音の認知などにも関わっている。逆に右脳は芸術性、空間認知、直感力、雑音などの認知にも関わっている。
これらから、私達の遠い先祖達は、右利きも左利きの人類も同居していた。サルから枝分かれした人類、700万年前と言われているが、その後、人類は左脳優位の人類、言語に優れコミュニケーション能力に優れた人類が残り、空間認知や感覚的に優れた人類が(右脳型人類)が滅びた事から少数民族として生き延び続けた人類が左利き説である。詳しくは、ヒトの脳、進化の旅で紹介致します。
人類は200万年前に劇的な変化を遂げるのである。二種類の人類の誕生である。
(ホモ・エルガステル)、身長170cm前後で全身をうすい毛で覆われていた。
人類最初の肉食人類の誕生である。狩りをしていたと言うより、獣が食べ残した死肉をあさっていたと考えられている。

ホモ・エルガステルの脳の容量は900mlであった。まだ、言葉を発するというよりは何種類かの言葉的な言語であったと予想されている。
もう一種類は(パラントロプス・ロブストス)身長150cm、身体的にずんぐりしていた。頭の上に突起が特徴であった。この突起は頬から顎に掛けて筋肉が発達していたため、丸顔で顎の噛む力が発達していたと考えられている。
この種は、植物の根や球根などを食べていたことが歯の擦り傷の化石で解明されている。だから強い顎の力が必要だったのである。
現代人の2倍以上の顎の力があったようである。
パラントロプス・ロブストスの脳の容量は500mlとアウストラロピテクスとあまり変わらなかったのである。
パラントロプス・ロブストスは1万年後ぐらいには絶滅してしまった。
この絶滅は食べ物に関係していた。植物の根や球根を主食としていた種では、
脳に十分に栄養が行き渡らず、脳の巨大が出来なかったのである。
それに比べ、ホモ・エルガステルは主食が肉食であった。
肉は栄養エネルギーも高く、脳の強大化を維持するために必要な栄養素だったのである。後のホモ人類にと繋がって行くのである。
ホモ・エルガステルもサーベルタイガーなどの(牙を持った虎)の恰好の獲物だったのである。肉食だったホモ・エルガステルはサーベルタイガーなどの食べ残しを食べていたことが分かっており、但し、命を狙われるリスクもあったのである。

このリスクが後の脳の巨大化に繋がったのである。
道具を創造し、鏃や大勢で狩りをすることを覚えて行くのである。
これらの行動が後の現代人の脳の巨大化へと繋がるのである。
200万年の間に人類は20種ほどに進化して行った。その後、100万年前には
他の19種類の人類は絶滅し、1種類の人類(ホモ・エレクトス)、だけが残ったのである。
ホモ・エレクトスの脳の容量は1000mlと現代人に近いものであった。
後に、ホモ・エレクトスはアフリカを出てアジアへ渡りインドネシアに辿り着き(ジャワ原人)と成り、そして中国に辿り着いた人類が(北京原人)となる。
これらの原人も絶滅してしまう。
およそ、30万年前には、(,ネアーデルタール人)が現れ、現代人とほぼ同じ体型をしている人類である。この頃は地球も氷河期であった。後にヨーロッパ方面に渡り、寒さを凌いだ人類でもある。脳の容量も現代人より少し小さめだった。
肉を主食として狩りを協同で行う戦略を持っていた。
このネアーデルタール人も3万年前には絶滅してしまうのである。
20万年前には(ホモ・サピエンス)アフリカ中央で誕生した。
私達の直接の先祖の誕生である。脳の容量も現代人とほぼ同じの1400mlと脳が巨大化したのである。

残った1種類の人類の先祖も、遺伝子的には同類でも「進化」の旅を続けたのである。
ネアーデルタール人とホモ・サピエンスは誕生時期が違っていても、3万年前までは住処を競い合っていたのである。
両者とも狩りを得て、肉が主食であった。狩りをするため、鏃などの狩りの道具を発明し、脳の巨大化と共に進化していったのである。
3万年前にはネアーデルタール人は絶滅してしまうが、ホモ・サピエンスは子孫を繁栄させたのである。
では、何故このような運命の分かれ道が出来たのだろうか?
多くの研究者の仮説では、喉仏の違いにあったと化石から分かっている。
この喉仏の長さが運命を分けたとも言えるのである。
ネアーデルタール人は喉仏が短く、ホモ・サピエンスは喉仏が長かったのである。これらの違いは「言語」能力の違いでもあった。
つまり、言葉で仲間とのコミュニケーションを取っていたホモ・サピエンスが生き残り、ネアーデルタール人は3万年前に絶滅してしまうのである。
簡単な言葉のコミュニケーションと複雑なコミュニケーションをしていた人類の違いで運命が分かれたのである。
このように右利きの人類(ホモ・サピエンス)が生き延びて行き、コミュニケーション能力を高めて子孫を繁栄させたのである。
逆に左利きの右脳型の人類(ネアーデルタール人)は絶滅してしまい、僅かに生き延びた人類の先祖が現代人の我々の遺伝子に受け繋がり、世界中で僅か10%という左利きの人類に成ったと予想されるのである。
左利きに天才や頭脳の優秀な人達も多いのはこの遺伝説の一つでもあると私は考えている。現に、東京大学の合格者の生徒には何と40%が左利きという調査もあるのです。
日本でも人口の1割に満たない左利きが東京大学には4割も在籍している事実は本当に興味深いものである。
スポーツの世界でも、研究でも左利きの人達は貴重な存在と言えるだろう!
五感プロデュース研究所、主席研究員、荒木行彦



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記歩く事と人の心理!

2014-05-14 00:00:40 | 人の脳
私は人の五感研究から、感覚心理、脳科学などの研究で様々な分野での研究、五感ビジネスを推進しております。
特に、心身共に健康になると題して、提唱しております。
特に、歩くこと、それも単に歩くことの大切さだけでなく、姿勢を良くし、活力や美しく歩く、素敵に歩くということを目的に提唱しております。
我々人間は、二本足で長時間立って歩ける雄一の生き物です。それだけに人の心理が歩き方まで影響しているのです。それだけでなく、その国の文化、風習までも反映しているのです。
日本人は、プッレシャーに弱く、ストレスにも弱い、遠慮の文化であり、目を反らす文化でもあります。
例えば、外国人の多くは、相手と話すときも目を見つめながら話します。そして、自己主張するのです。逆に日本人は目を反らし、敵対意識がないことを示します。

これらは、日本の間仕切り文化、和室など畳で何畳と仕切り、住まいも居間、寝室と仕切られています。
狭い空間で生活しているため、いくら家族と家でも目を見つめ合って会話していると疲れてしまうのです。
これら外国人と日本人の文化の違いも歩き方に現れています。日本人の多くは下向きが現に歩き、都心に通勤している人たちは、総じて歩くスピードも速いのです。
つまり、日本人の多くは猫背になる傾向が強いということです。
逆にアメリカなどでは胸を張って堂々と歩かないと、競争社会のためビジネスに負けてしまうのです。そのため「反り腰」状態になるので、腰痛になる人も多いのです。
ですから、猫背も反り腰の姿勢も良くないということです。
ここで、正しい歩くときの姿勢、理想的な姿勢を紹介します。私は、天井から吊らされたような感じで頭を真っ直ぐにし、そして、腰のあたりから少し押されたように歩きます。この時には意識して、お腹を引っ込めるようにして歩きます。実は、このお腹を引っ込めるという行為は、脇腹に着いた贅肉、つまり筋力の弱さをカバーし、両脇の筋肉を強化して呉れるので、ウエストが細くなる効果があります。
また、歩くときには少し、上向き加減に歩きます。そうすると顔が三角形に見えるので若く見えます。逆に下向き加減に歩くとおでこが見えるので、逆三角形に顔が見えてしまいます。そうしますと、老けて見えるのです。
これらは人の視覚の錯覚現象です。

また、下向き加減に歩いていると「覇気がない、元気がない」と見えてしまいます。ですから、アメリカでは下向き加減に歩いていると、元気がない、仕事でも負け組となってしまうので、アメリカで歩く的には堂々と胸を張って、自己主張しないと仕事の出来ない人と思われてしまうのです。
日本の場合では、逆に目立つため、堂々と胸を張って歩いていると、生意気だ、気取っているとか、あまり良いイメージにはなりません。それは目つきや視線にも関係しているのです。つまり、無表情な感じで歩いているとそのようにイメージするのです。
ですから、にやける必要はありませんが、軽快に颯爽に微笑みながら歩くと、女性なら「美しく、素敵に歩いている」、男性なら「素敵に格好良い」となるのです。
このように歩く(ウォーク)でも人の心理が強く反映されるのです。
季節的にも気持ち良い時季です。野外でも室内でも、姿勢良く、颯爽と歩くと身体バランスだけでなく、精神的にも活性し、同様に脳も活性化するのです。そして、嬉しいことに実年齢よりも若々しく見えるということを私から提言致します。皆様も、歩くことに意識し、歩く楽しさ、歩く重要性をご理解して頂ければ幸いです。
五感プロデュース研究所、研究員、荒木行彦、


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2月5日81.3 FM J-WAVE : RADIPEDIAより、出演!

2014-05-08 00:00:40 | 人の脳
※脳科学と刺激

脳科学からみた刺激とは?
脳にとって良い刺激、悪い刺激って?
そこで、五感プロデュース研究所の荒木行彦さんにお話を伺いました。

良い悪いという刺激には、個人差があるんです。
自己判断なんですね。
例えば中年以降の人にとって電子音は不快で、若い人はゲームをやっているから心地良く感じたりするんです。
ただ良い刺激ばかり受けていると、悪い刺激をちょっと受けただけでそれが大きくストレスの原因になってしまうんです。
いやなことや不快なことにぶつかることで、忍耐力がでてくるので、悪い刺激を避けると自分が精神的に耐えられなくなり、ダメになってしまうと思います。
味覚は不思議な感覚で、嗅覚もあって美味しく感じるという、敏感であり曖昧なんです。
わさびなんかはツンとして刺激的じゃないですか。
わさびを嗅いだら記憶力が一瞬高まったという実験をしたことがありますね。
この記憶力は長続きはしないですが。
現在人はデジタル音を好むんですよね。
アナログ音とデジタル音を聞き分ける器官が発達しているんです。
この聴き分けには、ライブなど生の音を聞く機会が必要です。
例えばピアノの音は五臓六腑に染み渡るような刺激を与えてくれるなどの刺激に気づく事ができたりします。
刺激は、適度にバランスよく受けた方がいいですね。

【五感プロデュース研究所 公式blog】
RADIPEDIA STAFF| 01:48 | カテゴリー:家入レオ
五感プロデュース研究所、荒木行彦

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快感、快楽を求める現代人!

2014-05-02 00:00:40 | 人の脳
ヒトは常に快感を求めている。それは脳が快適(快感)を求めているからである。
ヒトの脳は楽しいこと、楽だ、うれしい、美味しいなどの快感を好む、逆に辛い、悲しい、楽しくない、不快だなどが嫌いなのです。
現在のように便利な社会になると、快適な環境や快適な物に拘る。
夏場の暑いときは、エアコンのある室内が快適であり、心地よいから野外より室内を好む。また、感覚的にも嫌な音、匂い、味などを極端に毛嫌いする。
例えば、雑音や臭い匂いを嫌い避けようとする。また、刺激の強い食べ物や食材を子供たちや若者たち嫌い、食べたがらない。
以前にも、フジテレビ「めざましテレビ」でわさびと味覚についてコメントしたが、回転寿司屋さんではわさび抜きでお寿司が出てくるのです。
わさびの壺の中に入っており、付けたい人は自分でわさびを付けるのです。
匂いも同様にアンモニア臭、腐敗臭などの臭い匂いを嫌い、脱臭剤や芳香剤などで臭い匂いを消し去ろうとします。
聴覚にも異変が起こっている。現在の子供たちや若者の多くは、生まれてすぐに電子音(デジタル音)に晒されている。中でも野外体験の希薄な子供たちや若者には、野鳥の鳴き声や川のせせらぎが雑音として認知するヒトが多いのです。以前には、風鈴の音色がうるさいと隣人とトラブルになり、殺人事件も発生している。

これらはすべてヒトの脳の認知に関わっている。現在の子供たちや若者たちは不快な物、音、匂い、味、汚い物(視覚)などから逃げ出そうとする。
つまり、快感だけを求めているのです。
不快な感覚は、脳でも我慢や耐えることが重要なのです。ヒトの脳や感覚が快感ばかり認めていると、不快な物に対して極端に異常反応を起こすことになり,イライラやストレスなどになり先ほどのように風鈴の音色が雑音的認知なのです。
;恋愛でも同様に、自分の想い通りにならないと、プライドが高いから女性から振られたり、復縁を求めて断られると、興奮して凶暴になり、女性を殺害する事件など先月だけでも、四人の若い女性が恋愛トラブルから殺害された。
今月に入っても、警察官が同僚の女性と結婚できないからと殺害してしまったのです。
これらも断られると「不快」だから、思い通りにならないからと殺害するなどもっての外です。
これらも、人の脳の快感(喜び)を強く求めると、彼女と一緒になりたい、一緒に居たいと強く望むから、我儘になり執着するのです。そして、受け入れて貰えないと興奮して、凶暴になります。

私は「感覚異変」と呼んでいますが、快感だけを求めるのは、快感依存と言う、喜びの快感を求めてしまう感覚に陥る若者たちが日本で急増しているのです。
これらから、忍耐力の欠如、思いやりの欠如などに繋がり、脳の理性の働きが低下することが分かっています。
これらを抑止、予防するためにも、私の「感覚研究」の重要性を提唱し、警鐘も鳴らしながら、邁進して参ります。
五感プロデュース研究所、荒木行彦

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※グリア細胞、

2014-03-27 00:00:40 | 人の脳
人の細胞は、脳を形成している細胞は「神経細胞」「グリア細胞」の二つグリア細胞は、神経細胞の10倍にも及ぶ。
グリアは「膠」(にわか)といわれ、接着剤という意味で、それぞれの神経細胞に寄り添うように存在している。
グリア細胞には(アストログリア、オリゴデントログリア、ミクロ愚リア)の3種類があり、神経細胞に栄養分を送ったり、損傷した神経細胞を修復したりする働きがある。
つまり、脳細胞のメンテナンスの役割を担っているのです。

3種類のグリア細胞の働きを説明すると。
※アストログリア→血管壁から栄養分を吸収し、神経細胞に与え、不要物質や有害物質を血液脳関門で防ぐ。
※オリゴデントログリア→髄鞘を形成し、絶縁体として、細胞間の情報伝達をスムーズにする。
※ミクログリア→死んだ神経細胞や細菌などの異物を取り込み、脳内の免疫防御の役割を果たす。
このようにグリア細胞は脳の健康を保つ重要な役割を担っているのです。興味深いことに、このグリア細胞は、加齢と共に増えて行く特徴があるのです。
逆に脳の神経細胞は20歳を過ぎた頃から毎日10万という数のニューロンが死滅して行きますが、脳を鍛錬すれば「可塑性」という別のルートで脳細胞が活性化させるのです。まさしく、これらの働きをしているのがグリア細胞なのです。

例えば、ミクログリア細胞は、ニューロンの修復を助ける生地用因子を出す。腫疫細胞や細菌を神経細胞(ニューロン)を食べ、脳内をきれいに掃除する役割も担っている。とても賢い細胞なのです。
人の脳細胞は、毎日10万という数の脳細胞(ニューロン)が死滅して行きますが、このグリア細胞は、加齢と共に増加する有りがたい脳細胞です。
人の脳細胞は100億に対して、このグリア細胞は1000億になります。人の脳細胞のメンテナンスを担っている重要な細胞なのです。
若い頃よりも、加齢と共に発達する脳細胞がこのグリア細胞と言えるのです。また、若い頃と違って、様々な体験的な記憶をしているので、加齢と共に脳は衰えるとは言い切れないのです。
このように人の脳は「鍛錬しないと錆びるということです」。
五感プロデュース研究所、研究員、荒木行彦

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心臓と脳の繋がり!?

2014-03-14 00:00:40 | 人の脳
例えば、アメリカで実際に何例かの報告があり,心臓移植を受けた患者が移植を受けたその日から,食事の好みや趣味の一部を受け継ぎ,人が変わったようにスポーツ励んだり、大食いになったという嘘のような本当の話である。
30歳代の男性が脳死状態になり,40歳代の男性が心臓移植を待っていたのである。
その30歳代の男性は,自転車が趣味でツーリングを何度も行っていたことが分かり,肉類など好んで食べていたのだというのである。
心臓移植を受けた40歳代の男性は普通のサラリーマンであり,自転車競技など無縁の人だったというのである。
ところが。心臓移植を受けた頃から急に自転車に乗りたくなったと本人が語り,同席していた奥さんがびっくりしたというのである。

それどころか,食事の好みの内容も,食事の量も以前とは比べ物に成らないほど変わったというのである。
これはもはや,心臓移植を受けた人から,食の好みや趣味などを受け継いだとしか考えられないのである。
ところが,このようなケースは本当に稀であり,何千件もの心臓移植が実施されているが,実際には数例程度と報告されているのだ。
アメリカのヒューマンエネルギーシステム研究所のアリゾナ大学(神経学),ゲーリー・シュワルツ博士が次のように述べている。
私の理論では,様々な情報は脳以外の臓器にも蓄積されている。
シュワルツ博士の仮説,脳と心臓の間では電気信号や血液などで情報をやり取りしている。脳と心臓はお互いに情報をフィードバックしている可能性がある。
心臓は,脳の500倍の発電力を持っている。血液循環によって他の臓器と関係している。
心臓=発信機,脳=受信機,心臓が放出する情報や信号を脳が受け止め記憶が再生されるのである。

この仮説以外にも,
●脳と同じ神経化学物質が心臓にあるため。
●脳を刺激するアミノ酸が原因などの説もある。
私の見解は,私の仮説であるがヒトの心臓にも「アドレナリンが存在している」。があり,このアドレナリン物質(脳内ペプチド)は記憶に関わっている物質であり,心臓にも記憶が残っている可能性は否定できないのである。

心臓が発信機でそれを受け止める脳が受信機で,丁度周波数が合った時に,以前の心臓の記憶が脳の記憶に再生され,食事の好みや趣味の好みなどが再生されると考えられるのである。

これらは何千件に一回の稀なケースであり,殆どの場合,以前の心臓の持ち主からの記憶は消えてしまうのである。偶然の一致であり,心臓移植を受けた人とのチャンネルが偶然にも合ってしまったという感じなのである。
人の脳が超能力的な能力を発揮するのは、私達があまり活用されていない「右脳」が活発化することで潜在的な能力が働くことが分かっているが、では透視能力や超能力に関しての研究論文も少なく、研究もこれからの脳研究課題でもあるのです。
このようなことは、私も経験あるがあの世の人と繋がるのに似ています。
私も2007年に突然に事故死の現場の正夢を見てから、その方から憑依を受けて、様々な不思議体験をしました。
丁度、発信機と受信機のように周波数のようなものが合う、魂同士の繋がりだと確信しました。
体験した者にしか分からない、理解できない出来事です。
このようにあなたの知らない世界は、現実に存在しているのです。
五感プロデュース研究所、感覚大学、荒木行彦

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