雨にも負けず、いや負けたかな

2011-12-16 00:00:25 | 市民A
年間10回位しかゴルフに行かないのに、よりによって忙しい12月に3回もゴルフに行った。

rakka


しかし、3回とも雨と低温(5度C)と風。

そのため、厚着となり、ボールはコースをそれたり、短かったり。

ただ、飛ばない効用もあって、身長以上に深さのバンカーにつかまりそうになっても、とまった。

それ以上のことは、何もなし。

たまたま、賞品でもらった黄色いボールを使っていたので、発見は楽。もらったボールだが、普通、3個パックなのだが、4個パックだった。ゴルフ場でも売っていて4個で1000円強だった。

そろそろゴルフ引退の時期が近づいているのかもしれない。確か、会員権の売却損は所得があるうちは、所得控除できるのだったかな?


そして、少しずつ体に疲労が蓄積していく12月だが、12月になると急に元気になる人もいるわけで、まったく嫌になる。


戦史検定

2011-12-15 00:00:59 | 市民A
先日、千駄ヶ谷駅のそばで、『戦史検定』というノボリを持った男がいた。どうも近くで検定試験をしているようだ。最近は、江戸検定とか変わった検定が多くなったので、古今東西の戦争について、詳しく勉強すると合格するのかな、とかチラッと思ったのだが、それ以上のものでもなかった。



ただ、偶然写した画像を消去する前に、ちょっと調べると、いささか趣の異なる検定であるのかな、と思えてきた。

まず、主催が日本青年遺骨収集団。後援は全国ソロモン会など。どうも、シーザーや平清盛とは関係ない感じが漂う。

受験対策セミナーは、靖国神社で行われていたらしい。

こんな問題がでるらしい。

海軍航空本部技術部長、第一航空戦隊司令官、海軍航空本部長を歴任し、海軍航空隊の育成に努め、航空母艦を集中運用し航空機の雷撃により真珠湾を攻撃することを立案したとされる真珠湾攻撃時の聯合艦隊司令長官は誰か

 甲:南雲忠一 乙:永野修身 丙:井上成美 丁:山口多聞 戊:山本五十六

 答:山本五十六


以下はアッツ島が陥落した際の大本営発表である。(  )に当てはまる字句はどれか。
【「アッツ島」守備部隊は五月十二日以來極めて困難なる状況下に寡兵よく優勢なる敵に對し血戦継續中の處五月二十九日夜主力部隊に對し最後の鐡槌を下し皇軍の神髄を發揮せんと決意し全力を舉げて壮烈なる攻撃を敢行せり、爾後通信全く途絶全員(  )せるものと認む……(以下略)】

 甲:玉砕 乙:降伏 丙:転進 丁:全滅 戊:戦死

 答:玉砕

そういうことなのだが、恥ずかしい話「戊」という漢字が甲乙丙丁の後に続くなんて、まったく知らなかった。契約書には、「以下、甲という。」とか書かれているが、5人も関係する契約書を作ったことはない。

で、戦史検定だが、受験すると討死しそうなので遠慮するのだが、原爆関係でどういう問題が出題されるのか、ちょっと知りたい。(慰安婦とか南京とか石井とかは出題されないのだろうか)

ギャンブルのことと、サラ金のこと

2011-12-14 00:00:33 | 市民A
昨日、井川元会長のことやギャンブルのことを書いた続きなのだが、数年前に妙なことがあった。

ことの始まりは、勤めている会社に、裁判所からの手紙が届いたことからだった。

給与差押の命令が届いたわけだ。よくある話だが、社員の一人が離婚後の養育費を払わないとか、借金を払わないとかいう場合に、勤務先の会社に対して、給与の一部を生活に支障がないレベルまで天引きして、強制的に取り立てるシステムである。たまにはある制度だが。今は崩壊寸前になってしまった最大手サラ金会社への借金返済である。

しかし、たまにはあるといっても、本件では、まったく考えられない事態があったわけだ。というのも、その指定された社員の名前なのだが、これが社員の中にはいない名前だったわけだ。

で、本来は裁判所に対して、「いい加減なことやるなよ!」とクレームをつければいいのだが、まあ、何か事情があるに決まっているわけで、とりあえず、直ちに調査を始めたわけだ。まあ、そんな怪しい仕事ばかりやっているわけじゃないけど。

それで、事情は説明せず、その名前について社内で心当たりを調べているうちに、どうも、取引先にその人物がいることが判明したわけだ。ミスターXとしておく。つまり合理的に推論すると、勤めている会社の名前ではなく取引先の社員ということになりすまして、借金をして、返せなくなり、ついにサラ金会社から訴えられたものの、裁判所も碌に調べずに自動的に差押を決めてしまったわけだ。

で、ここからが問題なのだが、上に書いた事情というのは、あくまでも推論であって、事実かどうかは本人に聞かないといけないわけだ。さらに、本人ではなく取引先に問い合わせれば、もしミスターX氏の借金であれば、かなり厳しい立場に追いこまれるのは間違いない。なにしろ、別の会社の名前を使っているわけだ。

それで、心やさしい仕事をするために、会社を通さずに、こっそりとミスターXに会ったわけだ。

それで、やはりサラ金から100万円近くを借り、パチンコ通いをしていたそうだ。奥様に内緒で返済を続けたものの、パチンコを辞めたわけではなく結局返済が滞った時点で、こういうことになったらしい。

そして、とりあえずミスターXに親から100万円を借りさせ、穴埋めさせることに成功する。結果として彼の勤務先には、何も伝わることなしに解決し、裁判所への取り立て申請を引っ込めることができた。

といっても、パチンコを本当にやめたのかどうかははっきりしないので、もっと手痛い思いをさせたほうが良かったのかもしれないと、思ったりしているのである。

大王製紙、ギャンブル

2011-12-13 00:00:13 | 市民A
つまらない題名をつけてしまったところからの話だが、同族会社大王製紙の井川御曹司のご乱行のことを、ちょっと。

この事件、今でも疑っている点があるのが、資金の用途について。ラスベガスでギャンブルの負けの穴埋めと言われているが、本当にそうなのだろうか。

普通、ラスベガスのバカラと言えば、マネーロンダリングに用いられるのは有名な話である。どちらかといえば、白いおカネを黒いおカネに変換するために利用される。

出所のはっきりしたおカネをギャンブルにつぎ込み、そのアガリ金を裏金に変換する。失ったおカネの記録は特定できるが、ギャンブルの結果は記録に残らないが、掛け金を全部失ったことにして、大部分のおカネを回収して、別のアングラマネーに流用することが知られている。

井川元会長は、罠にはまったのか、自ら罠を張ったのか、そこのところはよくわからないが、大甘解釈をすれば、単に会社から借入金を作っただけなので、たいした罪に問えないのかもしれない。


で、話は、ギャンブルのことだが、最近、取引先を割増退職金と引き換えに辞めた人物がいた。辞める少し前にお話しをうかがったのだが、親戚の借金の埋め合わせのため、ということだった。

まあ、そういうこともあるのかと数千万円の行き先について思っていたのだが、つい最近、その人物の古い知り合いの方の話を聞いていると、彼には、住むべき家もはっきりしなかったということが見えてきた。


一時、海外事務所に転勤していたのだが、その前後から競艇にはまっていたという話を聞いた。ロンドンからも、車券を買い続けていたという話である。


よくある話ではあるが、「今思えば・・・」いうことだろうか。

地球から夜がなくなると・・

2011-12-12 00:00:00 | 市民A
月食を撮影するのに疲れきってしまったのは、天の高いところを撮影することになったためで、カメラに望遠レンズを装着し、三脚に固定して、レンズを上向きにセットするのだが、月をファインダーに捕えるために、「犬のおすわり」みたいな格好で、しゃがみ込んで下から上向きにのぞかなければならないのと、さらに月は意外に速く動くので、しょっちゅう位置を修正しなければならない。

本当は、月食にちなんで、月と太陽とどちらが大きく見えるのかを計算しようと思っていて、大きく二つの方法を考えていたのだが、時間がかかりそうなので、後回しにする。

一つの方法は、地球からの距離の二乗に反比例して小さく見えるということと実際の球体の直径に比例するということなので、二つの積の大小で比較するという方法。二つ目の方法は距離と直径から三角関数で、地上から見える直径の全天中の角度を計算するという方法。前者は相対関係で後者は絶対値を計算する方法。

で、時間がないので、別の天体の話。先月のR25誌に書かれていたオリオン座のペテルギウスの超新星爆発のこと。これが結構地球に近い。オリオンの肩の位置にある星で、全天で9番目に明るい。距離は地球から640光年。だから、既に星がなくなっているかもしれない。

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で、まず25光年以内の天体は衝撃波を受けて壊滅するそうだ。1万光年離れた「カシオペア座A」は地球では330年前に爆発を観測されたそうで、現在10光年にわたって放射線物質を放出している。かなり明るいようだ。

それで、ペテルギウスが爆発するのがいつか(というか、いつ地球で観測できるか)ということだが、明日かもしれないし、千年後かもしれない。太陽の千倍程度の大きさだそうで、木星あたりまで膨らんでいるようだ。で、そうなると太陽とは別に別の場所が明るいのだから、夜がなくなる。爆発は2週間続くとみられていて、2週間夜がなくなるとどういうことになるのか、よくわからない。

それで、問題は、超新星が爆発するときに星の回転軸の上下方向に強力なY線が放出されるので、これが地球に到達すると、地球の生命は絶滅するといわれている。ただ、NASAの観測では。20度ずれているそうだ。もっとも爆発する時に軸が変わることは十分考えられるし、地球だって20度以上傾いている。

ただ、小惑星が地球に衝突するのを防ぐことは難しいが、Y線をカットするというテクノロジーは既に人類が手に入れているように思えるので、あらかじめわかっていれば何とかなるかもしれない。もっとも人類の大部分は馬鹿なので、そういう緊急時にだって、政権争いに明け暮れているのかもしれない。

皆既月食

2011-12-11 00:00:08 | 市民A
皆既月食というのも古代人にとっては、畏怖を覚える自然現象だっただろう。太陽と地球と月という大中小の球体が、たまたま偶然に重なることがあって、日食や月食が起きる。

というのも古代人にとっては、畏怖を覚える自然現象だっただろう。太陽と地球と月という大中小の球体が、たまたま偶然に重なることがあって、日食や月食が起きる。

といっても、公転と自転がほぼ同じ傾きで行われるから重なるのであって、地球の地軸が横倒しになっていれば、おそらく月も横回りじゃなく縦回りになるから、ほとんど重なることはなくなる。

奇妙なもので地球からみると、太陽と月がほぼ同じような大きさに見える(月の方が僅かに大きく見えるのかな)ため、常識的な解釈として、太陽と月と対立軸で考える文化が世界中に見られる。

そうなると、古代ギリシア人だけが、月と太陽のシステムを正しく理解していたというから驚くしかない。それにしては現代ギリシア人は、公的支出と国債の関係が分かっていないというのも歴史の没落に驚くしかない。

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最近の宇宙論で明らかになってきているのが、恒星の寿命が尽きる時に起きる超新星の大爆発。その後ブラックホール化していくのだが、その恒星と惑星だけが破滅するだけではなく数十光年の距離の別の恒星のグループも、角度が悪いと道連れになってしまうらしい。

たとえば、オリオン座の一つの星は、数十年前にブラックホールになっているかもしれないらしく、地球に向かって強烈な放射線を発するかもしれないそうだ。地球上のすべての生物が死んでしまうかもしれないし、生き残った生物がその後地球を支配するかもしれない。

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天気がよかったので、色々と苦心を重ねて撮影してみたのだが、最後は適当になってしまった。体が芯から冷えてしまう。

電話指導

2011-12-10 00:00:21 | しょうぎ
将棋の普及指導員なんて資格を持って登録していると、時々電話がかかってきたりメールが届いたりする。たいていは、ボランティア的に教えている「こども教室」への参加方法の質問だが、この前、Aさんという男性から電話がきた。

A「あの・・、将棋を教えていらっしゃるそうで」
葉「こども教室のことですか」
A「いえ、私のことなんです」
葉「ほお、というと・・」
A「群馬にいる友達が毎月横浜にやってきて、10局指していくのですが、2~3局しか勝てないのです」
葉「それで、目標はどれくらい強くなりたいのでしょうか」
A「10局全部勝ちたいのです」

それで、色々と長電話の結果、30歳くらいで将棋歴10年。たぶん2級位とのことで、戦形は、中飛車か石田流三間飛車だが、石田流に組むと、負けることが多いとのこと。

で、私のことを道場主と思っていたらしく、いつも都内で汗を流す仕事をしていることを知るや、さっそく教えてほしいとのことなのだが、時給1万円というと、あっさりあきらめてくれた。

それで、勧めたのは

1.道場とか行って、違う相手と指すこと
2.石田流に組ませてくれる相手は、石田流つぶしが得意なので注意すること
3.中飛車以外の振飛車も指して、相手を困惑させること
4.詰将棋の本を毎日読むこと

そして、最後に重大なアドバイス。

葉「10局全部勝つと、友達がいなくなるので7勝3敗位がいいのでは」

片八百長の勧めだ。ただし、『最初に2~3番しか勝てない』と聞いたときに、本当は全敗なのに、相手がわざと負けてくれているのではないか、という想像をしたことは、黙っておく。


さて、11月26日出題作の解答。

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▲5一竜 △4一桂 ▲3二歩 △同玉 ▲5二竜 △3一玉 ▲2二角成 △同歩 ▲3二歩 △2一玉 ▲4一竜 △1二玉 ▲2四桂 △1三玉 ▲1一竜まで15手詰。

合駒選択、打歩詰打開、竜追いという流れである。

動く将棋盤は、こちら


今週の問題。

1210


とらえどころがないようで、ある。

わかったと思われた方は、コメント欄に最終手と手数と酷評を記していただければ正誤判断。

タイル(柳美里著)

2011-12-09 00:00:13 | 書評
柳美里の作品と言うのも、作家自身の意図とは異なり、ストーリーは「狂気の沙汰」に突っ込んでいくことが多い。この作品も、出だしの部分から大きく展開していって、最後はとんでもない方向に向かっていく。



将来の夢がない男が、突発的にアパートの一室にタイルを貼るところからはじまり、最後は女流作家の殺害。女流作家は殺されないように思えたのだが、少し甘かった。

陰鬱かつ猟奇の世界が広がるのだが、小説にきちんと結末をつけることなく、作家はペンを置いてしまう。締め切りに追われたか。

喪中ハガキが多い

2011-12-07 00:00:58 | 市民A
年賀状のシーズンである。使っている年賀状ソフト『筆王』は、WIN7には非対応なのでアップグレードしなければならないのだが、数千円払う気にもならないし、熟考中。

ところで、毎年60枚位しか出さないのだが、今年限って、喪中ハガキが7枚も届いた。

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来年が不吉な年になるのか、不吉は今年に限ったものだったのか。よくわからない。先日のゴルフコンペでも『第4位』と不吉な順位だったのだが、来年はいいことがあるのだろうか。とりあえず、期待はしておこう。

そして、7枚の喪中ハガキを原因別にみると、

母・・・3通
兄・・・2通
父・・・1通
自分・・1通

自分を対象にした喪中ハガキを送ってきた人は、ちょっと「UTSU」が入っているので、ちょっと不安。

ところで、もう20年ほど前になるが、祖父が亡くなった年に、父親が葬儀社からもらった喪中ハガキを各所に出したので、正月に年賀状が数枚しか届かなかったのは全く不思議ではないが、

「変だなあ、今年は年賀状が来ない」と悩んでいたので、ちょっと驚く。聞けば喪中ハガキの人には年賀状を送らないというシキタリを知らなかったそうだ。

映画『それでも恋するバルセロナ』

2011-12-06 00:00:20 | 映画・演劇・Video
ウディ・アレン監督の欧州シリーズの中の1作。ここ数年は、欧州シリーズを多発しているが、出演者がアメリカ人で英語をしゃべるというのが、なにか変。

この映画、女性による自分探しの旅、みたいなもので、価値観の違う二人の女性が、バルセロナに旅行に行って、あれこれと遊んでいるうちに出会ったのが、現代絵画を描くスペイン人の男性画家。とりあえず、この三人の三角関係の中に、別のフィアンセが登場したり、画家の元妻が登場してピストル発射したりして、大混乱に陥るわけだ。

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美女が大量に登場して、この画家と絡み合うのだが、そんなにおいしい役かというと、映画の中では大したことも起きないのに、全員と関係したことになってしまうのが、ちょっとかわいそうかな。激しいシーンがなくて、せいぜい電車の中の痴漢プレーみたいなレベルだ。

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大監督ウディ・アレンの欧州シリーズも、ちょっとパワー不足の感もあるのだが、これからギリシアやスペインやあちこちで大暴動が始まると、もっと刺激的な映画が撮れるのではないかと、期待大。 『ギリシア内戦の英雄たち』とか。

スポーツ?あるいは、

2011-12-05 00:00:51 | スポーツ
いきなりだけど、『ランジェリー』というコトバで思い起こす場景は、人によってかなり異なるだろう。

もちろん、女性の下着メーカーに勤めている人なら、単に商品として考えることができるだろうが、普通は、そういうものではなく、普段は他人に見せないのだけど、いざという時には、特定の人物にだけ見せることがあるというようなイメージなのだろうか。

あるいは、逆に普段見ることのできない姿を見ることができる場所を思い出す人もいるかもしれない。

90年代の終わりころに、六本木方面で「ランジェリーパブ」通称「ランパブ」というのが大量発生したことがあって、女子学生風のアルバイターが時給3000円で、勤務していた。当時、一度だけ連れて行ってもらったことがあり、二枚重ねで着ているインチキ風や、逆に、過剰露出を意に介しない娘もいたり、・・。そして、いつの間にブームが去った。

で、話は、アメリカの今。

このランジェリーでスポーツをするのが流行り始めたようだ。

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それもアメリカンフットボール。ただし、7人制。ランジェリーだけだと、さすがに骨折するので上下ランジェリーに肩パットの防具にヘルメットである。肩から上は男みたいだが、そこから下はまったくの無防備。寒いのは無理なので、インドアスタジアムで行われる。

そして、このスポーツがキワモノ扱いではなく、全米に12チームも出現して、リーグ戦を行っている。

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さらにテレビ中継が行われていて、なんと日本でもWOWOWで視聴できる。

そして、実際に、かなりヤバい状況が10分に1回位出現する。つまりディフェンス側は衣類を引っ張って防御することが認められているので、華やかなオフェンス側の選手はビキニが破れたり脱がされそうになる。スター選手になれば、より狙われるようで、常に大露出リスクにさらされているようだ。

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放送事故にならないように編集されていても、こうなのだから、生で見るともっと色々と起きているのかもしれない。


ところで、始まって3年目のランジェリー・フットボールリーグだが、今年は選手の一部が抜けたそうだ。理由は、別の競技に鞍替えした選手が多かったため。

そのスポーツとは、

ランジェリー・バスケットボール。日本人選手もいるそうだ。肩パットなしだ。

バスケットの場合、試合中の露出のリスクは胸の方なのだろうが、オフェンスだけじゃなくディフェンスの選手にもリスクはありそうだ。


ところで、世界の歴史を振り返れば、文化の退廃の後に続くのは、国家の衰退ということになる。

金沢21世紀美術館のレストランで

2011-12-04 00:00:55 | 美術館・博物館・工芸品
金沢に行ったのは1ヶ月ほど前で、そろそろ記憶もうつろになってきた頃なので、忘れないうちに金沢21世紀美術館について記述しておきたい。

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日本屈指の人気美術館なのは、その開放的な建物や、全体に明るい白色系を用いていること。場所は兼六園や金沢城址といった文化エリアの中である。

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そして、21世紀美術館は、基本的には「現代美術」を展示の中心にしている。当日も「Inner Voices」というテーマで特に1960年以降に生まれた女性作家のアイデンティティ関係の作品が大量出典されていた。

で、奇妙なもので、お隣の富山県には、富山県立近代美術館という、近代美術館の老舗がある。もしかしたら、石川県は富山県に対抗したのだろうか。そんな気がする。

で、何回か書いているのだが、日本は現代美術の先頭ランナーなのだと思うわけだ。そうとも知らずに、欧米では、「アンディ・ウォホールとともに現代美術は死んだ」なんて暴論がまかり通っていて、日本の大新聞なんかも、そういうことが書いてある評論を紹介したりしている。米国にだってキース・ヘリングはいたし、脱税で逮捕された中国の艾未未(アイ・ウェイウェイ)はどうなるのというか、日本にも有名作家はたくさんいる。

もっとも、キャンバスに絵の具で絵を描くのはアトリエが一つあれば(あるいはなくても)いいが、現代美術って、かなり大掛かりである。だからこそ、都心よりも地価が安い北陸が人気なのかなってちょっと思う。


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ところで、最近の美術館の傾向の一つだが、レストランに気合が入っている。金沢21世紀美術館でも、「fusion21」というフレンチレストランがある。さすがに近江町市場で赤白黄色の4色丼を食べたばかりなので、カフェのメニューをながめていると、fusion21特製の「マロンアフォガード・バニラマロン・エスプレッソ」という長い名前がメニューにあった。さっそくオーダー。

そして、数分間待っていると、美術館の基調カラーである白をイメージした物体が登場。グラスの底の方はマロンアイスクリームで、その上に生クリームが二層式になっていて、熱いエスプレッソ・コーヒーが別のカップに入っている。


どうも、グラスの中にコーヒーを注いで、スプーンで混ぜてから飲むらしい。石焼ビビンバみたいだ。

ただ、それが正しい食べ方とは、とても思えないので、グラスの底のマロンアイスを食べてみると、異常に美味である。今までの人生で食べたアイスクリームの中で最高の味である。たぶん自家製だ(あるいは、市販のアイスにマロンを粉にして混ぜたか)。結果として、アイスクリームが先になくなってしまった。

次に、生クリームが美味なので、コーヒーを注ぐ前に、生クリームもなくなってしまったわけだ。そして、最後に残ったのは、すでに冷めたエスプレッソ・コーヒー。

そのまま、注ぎ口の付いたカップから直接飲むわけにもいかないので、側壁にクリームが残ったグラスに遅まきながら投入すると、いかにもコーヒー牛乳みたいになる。しかし、ストローがないことに気付いたが、まさか頼むわけにもいかず、平べったいスプーンで格闘を続け、最後はゴクッと飲んで、けりをつけたのだ。

対局前に読みたい本

2011-12-03 00:00:55 | しょうぎ
先日の職団戦の直前に、トーナメント表をみていると知人の出場チームと当たるかも知れないということがわかる。念のため、その知人にメールを送ると、次のような回答が返ってきた。

3回戦で当たるということは、昇級を賭けた戦いなので、問答無用の鉄火の真剣勝負ですね。大山康晴著『盤外戦術入門』(民明書房刊)を熟読して臨みたいと思います。

とのことだった。

私は、昇級のかかった一番だけに、1万円とか2万円とかの提案があるのではないかと思っていたが、方向違いだった。もっとも10万円以下で星を売る気にはならないが。

そして、知人が対局前に読むという『盤外戦術入門(大山康晴著)』を自分でも読みたくなったわけだ。そして、よく考えると、その本はかなり『秘伝』という香りがしているわけだ。

で、まずamazonで探すも存在なし。いくつかのネットショップで探しても見つからない。しょうがないので古本検索ネットで探しても見当たらないし、国会図書館を始めとして全国の図書館検索をしても手掛かりなし。

こうなると、さらに『秘伝』感が高まる一方ということになり、ついに知人に質問を戻すことにする。すると、こんな回答が。

大山康晴の『盤外戦術入門』ですが、升田幸三著『石田式升田流』、加藤一二三著『対局マナー読本』ともども、いつか読んでみたいという空想の産物でした。

とんでもない話だったわけだ。その他、『猫の飼い方』とか『突撃の手筋』とか『不滅の会長』とか、そういうのもアリかな・・



今週の問題。

1203


どちらかというと軽快作か。起点の駒は?

わかったと思われた方は、コメント欄に最終手と手数をと酷評を記していただければ正誤判断。


後記

原図には余詰があったようです。

作意作、余詰作につき、修正しました。




映画「レスラー」は、ホラーか・・

2011-12-02 00:00:42 | 映画・演劇・Video
2009年にミッキー・ロークが主演した映画「レスラー」。映画の筋はともかく、プロレスの試合のつど、大量の出血が・・

まるで、ホラーだ。プロレス自体が八百長なのだから、いくら血が流れても大したことはないのだが、怖くて見てられない。

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20年前のスーパースターが、年をとり、ホルモン剤を打ちながら週末の試合で少額のギャラを受け取りながら、生活苦と戦う。ウィークデイはスーパーのレジ打ち。

そして、ついに危ない生活にとどめが刺されることになる。心臓病。緊急手術。プロレスを失った彼は、別居している娘や、馴染みのストリッパーに会いに行くが、相手にされない。

そして、ついに数十年来の仇敵と、リング上で最終決着をつけることになる。

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心臓を押さえながら、コーナーマットに上った彼は、人生最後のダイブを行うのだが、マット上に着地する直前に、映画は終わる。

でも、この映画、対戦相手同士が筋書きを打ち合わせるシーンがたくさんあるのだが、プロレスが八百長であることは、自明なのだが、それでも米国人は興奮するのだが、日本人は八百長であることを認めたくないような、そういう半信半疑的な興奮の仕方をする。サンタクロースの存在と同じようなものだろうか。

妙なもので、相撲界で八百長行為を追放したところ、日本人力士が勝ち始めたというのと、何か因果関係があるのだろうか。