年の終わりに

2011-12-31 00:00:05 | しょうぎ
年末もついに押し詰まり、大晦日になってしまう。数日前に年賀状作成のため、今年の正月の年賀状を整理していると、詰パラの先生から、休眠させていたある作品の投稿を促す賀状があって、その通り投稿して、掲載され、その後、自分の別作品と似ていると自作盗作疑惑になったことなど思いだしてしまう。投稿後1年経つと落選と考えて、手直ししたりブログに掲載したりしているのだが、そのあたりのタイムラグの把握は、なかなか解消できないままだ。

詰パラの件では、12月号の短編コンクールに名前が載ってなくて、残念!と一瞬思ったのだが、9手詰特集だったのに、11手詰を送ったことに気付く。

指将棋の方は、職団戦では、新チームで出場。Fクラスからの出発。数十年前を思い出す。新しい定跡も覚えなければと思いながらも、定跡の進化の速度についていけない。

こども用の将棋教室をささやかに開いているが、1クラスが2クラスに増殖。問題は、気力と体力ということになっている。

ともかく指将棋がこれ以上強くなるとは考えられないので、詰将棋の新手筋でも考えなければならないかな、と思っている。追求する方向が『快』であったのだが、『難』という要素も重要なのかなと思いながら、『快』と『難』の間を行ったり来たりしてみようかと思っている。


今週の問題。



年末年始なので、サッと解ける問題。一目で解けるか二目で解けるか。大晦日のテレビ観賞の邪魔にならないように配慮。コメント欄に最終手と手数を記していただければ、正誤判断。

というか、テレビを見ないで、近くの寺院で、日本の歴史に残る1年を思い、心の中に今年の漢字と来年の漢字を書いてみたらどうだろうか。私の場合、2011年は『難』で2012年は『快』にしたいのだが、うっかり人生のクモの糸に絡まって、『甎』『燹』なんていうことになってしまうのかもしれない。

もっとも、清水寺の夜の帝王が書き上げた今年の漢字『絆』だって、元は家畜を繋ぐひものことだったのだから、もっと軽い気持ちで、『花』とか『愛』とか思っておけばいいのかもしれない。