スポーツ?あるいは、

2011-12-05 00:00:51 | スポーツ
いきなりだけど、『ランジェリー』というコトバで思い起こす場景は、人によってかなり異なるだろう。

もちろん、女性の下着メーカーに勤めている人なら、単に商品として考えることができるだろうが、普通は、そういうものではなく、普段は他人に見せないのだけど、いざという時には、特定の人物にだけ見せることがあるというようなイメージなのだろうか。

あるいは、逆に普段見ることのできない姿を見ることができる場所を思い出す人もいるかもしれない。

90年代の終わりころに、六本木方面で「ランジェリーパブ」通称「ランパブ」というのが大量発生したことがあって、女子学生風のアルバイターが時給3000円で、勤務していた。当時、一度だけ連れて行ってもらったことがあり、二枚重ねで着ているインチキ風や、逆に、過剰露出を意に介しない娘もいたり、・・。そして、いつの間にブームが去った。

で、話は、アメリカの今。

このランジェリーでスポーツをするのが流行り始めたようだ。

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それもアメリカンフットボール。ただし、7人制。ランジェリーだけだと、さすがに骨折するので上下ランジェリーに肩パットの防具にヘルメットである。肩から上は男みたいだが、そこから下はまったくの無防備。寒いのは無理なので、インドアスタジアムで行われる。

そして、このスポーツがキワモノ扱いではなく、全米に12チームも出現して、リーグ戦を行っている。

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さらにテレビ中継が行われていて、なんと日本でもWOWOWで視聴できる。

そして、実際に、かなりヤバい状況が10分に1回位出現する。つまりディフェンス側は衣類を引っ張って防御することが認められているので、華やかなオフェンス側の選手はビキニが破れたり脱がされそうになる。スター選手になれば、より狙われるようで、常に大露出リスクにさらされているようだ。

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放送事故にならないように編集されていても、こうなのだから、生で見るともっと色々と起きているのかもしれない。


ところで、始まって3年目のランジェリー・フットボールリーグだが、今年は選手の一部が抜けたそうだ。理由は、別の競技に鞍替えした選手が多かったため。

そのスポーツとは、

ランジェリー・バスケットボール。日本人選手もいるそうだ。肩パットなしだ。

バスケットの場合、試合中の露出のリスクは胸の方なのだろうが、オフェンスだけじゃなくディフェンスの選手にもリスクはありそうだ。


ところで、世界の歴史を振り返れば、文化の退廃の後に続くのは、国家の衰退ということになる。