著者本人からのコメントあり

2004-12-24 14:19:28 | 書評
クリスマスプレゼントには色々な類型があるのだが、弊ブログ11月26日”書評「だからお店は面白い」のか?”に対して、著者であり、またファッションハウス「アップルハウス社」社長の、たかはたけいこさんから、コメントをいただいた。たまに、書評も書いているのだが、「本人登場」とはまったく予期できない驚愕である。「だからBlogは面白い」のか?とクリスマス反歌。

まずは、紹介。
  知り合いに教えられて、拝見させていただきました。いやはや、
 適切なご意見ありがとうございました。もしかして業界の方なので
 しょうか。
  ひとつひとつ課題をつぶして、本に書く(愚痴?)必要がないよ
 うなブランドであり会社でありたいものです。ともあれ、フットワ
 ークの軽さと的確なご意見に感服いたしました。
  改めて御礼申し上げます。 たかはた

業界人なのかという点については、「違います」ということ。以前、バブル期に大企業にいて、小売型の新規事業展開で消耗した時代に、各種の、小売、接客、ロードサイド型の多くの店舗を立上げて、それぞれ開店後少しずつ店長みたいなことをしていたので、店頭で発生する一般的問題には詳しいわけ。そういう問題は、決して経営書には書かれていないのだが、たかはた社長の著書では、案外、大胆に書き込まれている。

そういう店頭の煩雑な事柄から、眼をそらす経営者と、すべてに関与し、指示を出していく経営者というのは、結果において、利益率の差にあらわれていき、新規店舗展開や新商品の開発力になっていくのだが、しかし、事業が拡大し、社長一人ですべて管理できなくなった段階が、もっとも重要な時期であることが多い。

それと、婦人向けの業態で、奇妙な提案かもしれないが、ネクタイやマフラーのような男性用の小物は作れないのだろうか?(高額なものでなく、プレゼント用というスタンスで)工場で余った生地を使えばいいじゃないかなと思うのだけど。つまり、女性が高額な買物をする時に、心の片隅を一瞬よぎるのが、「パートナーへの言い訳(いや、心遣い)」だから。  


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