自民党の総裁選。派閥がなくなるとキングメーカーもなくなるはずだが、結果を見ると少しおかしいと思うことがある。
結局、高市×石破の対決になったが、議員票の数字。
1回目の投票では、
高市氏の議員票は72票、石破氏の議員票は46票。
その他7人の候補計で249票。
2回目の議員票では、
高市氏の票は173票で上積み分が101票
石破氏の票は189票で上積み分が143票
2回目の無効票が5票というのが笑える。支持する候補なしという人だろう。あるいは名前を間違えるとか。(高一とか石羽と書いたとか)
小泉グループが一回目に集めた75票に加え、旧岸田派が石破氏を支持したそうで、林(38票)、上川(23票)を合計すると182票となり、ほぼ石破氏の票数に近い。
ということは、自民党は二つの勢力に分かれたということなのだろう。さらにキングメーカーが一人増えたということだろうか。
ところで、大臣人事だが、デジタル相は辞退者続出だろうと予測。引退間近の老齢議員の初入閣というポストでもないし。総選挙後に連立に追い込まれた場合、日和見する政党用のポストになるかも。