モヒカン&ダヴィンチ

2014-02-18 00:00:28 | マーケティング
岡山空港の出発待ちをしていたら、ANAのゲートに見慣れぬデザインの機体があった。

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ちょっとふるめかしいデザインだが機種はB777。ついにアジア最貧国とコードシェア(共同運航)を始めたのかと思ったのだが、よく目を凝らすと「全日空」という三文字が見えた。同伴者が飛行機の好き者で、「これが復刻デザインです」と教えてくれた。そういえば、JALが鶴のマークを復活させた時、復刻かと思ったら、どんどん増えてきた。経営者たちは何を考えているのだろうか。

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この全日空のデザインの特徴の一つは、モヒカン。コックピットの上に機体上部のラインが沈み込んでいく。

もう一つが尾翼のマーク。確か、レオナルド・ダヴィンチが設計したフライングマシーン(ヘリコプター?)の設計図である。デザインとしては、ちょっと凝り過ぎだったかもしれない。

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それに過去趣味もいいけれど、ANAもJALも以前はよく大失敗をしていたのだが、もはや日本人の記憶から消え去ったと思っているのだろうか。私は、機体デザインを見て、少し思い出してきたわけだ。


ところで、数ヶ月前に東京駅八重洲口の長距離バス乗り場で、東名高速バスの復刻車体が人気になっていた。入ってくるバスの前で写真を写す人がたくさんいて、見るからに危ない。第一次東京五輪の時に国鉄バスとして走り始めたそうだ。それから数十年でJRバスになったのだが、はっきりいって、飛行機とは違い、あまり変わっていない。

かなり保守的な人たちが、運営しているのだろうと推測できる。


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