王座戦第一局、途中から藤井王座が優位になった後、直線的に形勢が傾いていったようだが、数年前から言われていた藤井カーブ(少しずつなだらかに有利になっていく)を卒業して、藤井直線になったかのような感じだ。藤井王座は大山康晴全集を愛読したとの話も聞くのだが、三冊揃いの全集の第二巻「無敵時代」のようになっているように思える。驀進していた中原誠氏の将棋もそうだが、攻めまくって有利になった後、相手に手を渡して、悪手を指させてから攻めつぶすというような、途中で深呼吸のような手を指すわけだ。
さて、8月24日出題作の解答。
今週の問題。
解ったと思われた方は、コメント欄に最終手と総手数とご意見をいただければ正誤判定します。
再び2三桂が蘇る。
初手2三桂打、1二玉の交換が入るといい
な。
正解です。
もともとそうだったのですが初手が見えてしまうので
打歩詰回避の同駒打替の手筋、
私も「さわやか風太郎」さんと同意見で、
打って成り捨て打替えるという流れが好みです、
これが盤面5枚で表現できるんですね、
勉強になりました・・・