イチローの年収推移を作ってみる

2018-03-15 00:00:24 | スポーツ
イチローのマリナーズ復帰が決まった。年棒は75 万ドルと出来高分とのこと。多いのか少ないのかよくわからないので、過去の年俸をグラフにしてみた。一応、2001年以降はドル建てなので、大胆に1ドル=100円として計算した。グラフの縦軸は万円単位。最初の3年は、よく見るとわかるが430万,800万,800万で4年目に10倍の8,000万円になった。

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オリックスにいたのが1992年から2000年まで。2001年から2012年の途中までがマリナーズ。2014年までがヤンキース。2017年までがマーリンズである。

マリナーズの時は、5億円の時代、12億円の時代、18億円の時代と階段状に増えて行ったことがわかる。その後、ヤンキースとマーリンズは急にケチになった。今年の75万ドルというのは、インフレ効果を除いて4年目と同じぐらいということだろう。

しかし18億円にもなれば、弱小球団なら1チーム揃うほどの額である。イチローのせいではないが、マリナーズが優勝できなかったのは他の選手やコーチや監督に回すキャッシュが足りなくなったせいではないかと思えたりする。

野球は団体競技なのだから、超高額サラリーの選手と低サラリーの選手の組み合わせだと、打線や守備で穴があくことになる。相手チームはその穴をついて敬遠策を使ったり、守備の下手な選手を狙って攻撃をかけたりする。スーパープレーヤーがなしで、堅実な選手だけそろえた方が、結果は良くなるだろう。

そうイチローが考えてくれれば、マリナーズだって中堅選手を並べて、結果としてワールドチャンピオンになれるかもしれない。しかし、そうなれば、当然選手のサラリーが急上昇するだろうからすぐに勝てなくなるだろう。

もっともイチロー選手の年棒を眺めて、75万ドルは安いなあ、とか同情する必要はないのである。彼が登場するテレビCMだが、1社1億円との話だ。知っている範囲では、オリックス/佐藤製薬/トヨタ/NTT/サントリー/SMBC日興証券の6社が契約しているようだ。6社合計のCM出演料は?計算はかなり簡単だ。


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