庭の手入れをしながら考えたこと

2015-12-30 00:00:26 | 市民A
年末なので、3ヶ月サボっていた庭の手入れに着手。雑草を抜き、既に落葉している桂の枝を少し切り揃える。といっても5メートル以上あるので、高枝切りや鋸や色々使うことになる。臨家との境には糸杉を植えている。西洋では墓地に植えられる。根が真っすぐ地下に延びるので地下で眠っている人の邪魔にならないからだ。上に伸びる木と言っても、少しは横にも太るし、上に伸び過ぎても困る。オリーブはめちゃめちゃに枝が伸びるので放任しているとそのうち大風の時に枝が折れてちょうどよくなる。

それと、芝生。洋芝と和芝のミックスで洋芝は草なので数年で枯れるはずなのだが、そういうことにはならない。やや洋芝の方が力強い。不思議だ。円高の時に買ったドイツ製の芝刈り機を使う。

その他の花壇のハーブのできそこないを引っこ抜く。そしてすべての後始末。枝を細かく切らないとごみ袋に穴が開く。

結局、午前に2時間半、午後に2時間半。ゴルフと同じだ。ゴルフよりずっと疲れるが、クルマの運転はいらない。

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ところで、ドイツ製は芝刈り機だけではなく、高圧洗浄機(ケルヒャー)もあるのだが、音はうるさいし、石垣や階段の汚れを落とした水が飛沫となって、近くの住宅にも飛んでいく。天気が悪い日で、仕事の終了と同時に雨が降ってくるというコンディションが、もっとも嫌われないので、狙っているのだが、困ったことに、向かいの家に数年前に転居してきた家族は、屋外駐車場のクルマをピカピカにするのが趣味で、毎日、黒い高級ドイツ車Bをゴシゴシしている。

そして彼らが年末に帰省した時こそ、と思っているのだが、そうはいかない事情がある。お仕事が新聞配達なのである。1月1日こそ腕の見せ所ということだ。クルマが車庫から消えるのは、元旦のお昼のわけで、ちょっとケルヒャーには向いていない日のわけだ。

もっとも、来年こそは消費税2%分と引き換えに魂を政権に売渡した新聞社に市民が「不買」というパンチを食らわせて、新聞社が潰れてしまえばいいのだが、よく考えると新聞の減税の話はまったく奇妙なことと言わなければならない。

もともと、消費税は新聞社が負担するものではなく、購読者が税込み価格で新聞を買い、その消費税分を税務署に払うだけである。2%で需要(購読者)が、どっと減ると思っているのだろうか。

もしそうなら、日本の多くの商品は2%上がったからといって需要が減って会社がつぶれるなんてことにはならないのに、新聞社に限っては、すでに経営の瀬戸際であるということなのだろうか。