偽「大山名人」

2015-11-29 00:00:59 | しょうぎ
先週末には、「将棋の日」、「倉敷藤花戦」と倉敷芸文館の周囲でイベントが続いたのだが、せっかく倉敷にいるのに関東方面に14本の刀を用意して討ち入りしなければならず、全部不参加となる。芸文館といえば隣接した場所に大山名人記念館があるように、倉敷は大山康晴名人の出生の地である。そして、もっと倉敷中心部出身の木見金治郎門下に入門(大阪)し、名人の栄光の道のりが始まる。

ということで、本日はイベント関係のことを書く予定に穴が開いたので、大山名人に関連する話題の中で、もっとも本人とは関係ないと思われる話題。


名人と同郷の○山県の県警に、名人とそっくりの顔の警察官の方がいる。30歳くらいかな。出身地の○敷氏の南部をパトカーで回っている姿を通勤時よくみかけるようになった。

それが、大変、運転が上手くない。

制限速度50キロのところを40キロ以下で走るので、道路が渋滞する。パトカーは誰が運転しても威厳があるので、ドライバーはあえて追い抜こうとしないし、少し離れて運転しようとして、パトカーの後に謎の空間が生じる。

先日は、右折のタイミングに失敗したらしく、交差点の中で立ち往生していた。他車は交差点の中で彼の車を避けようと大混乱していた。私なら、さっさとサイレンを鳴らして、「そこのベンツ、左によけなさい!」とか道をあけさせて問題解決をはかるのだが、名人と違って、気が弱そうな感じもある。たぶん、末裔の方ではないだろう。

そういえば、詰将棋パラダイス誌の創刊者である鶴田諸兄氏も職業は警察官だったはず。詰将棋の難問を考えながらパトカーを運転していたのだろうか。


さて、11月14日出題作の解答。

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無防備玉なのに、途中で防御駒が登場。初手が広く、普通、最後に読む手に消去法的に進むことになる。

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