5冊まとめ買い

2010-05-24 00:00:27 | 書評
本が届く。宅急便だ。まとめて5冊。全部、新潮社である。

別に、1Q84と一緒に注文したわけじゃない。新潮社の社員でもない。1Q84はどこの書店でも入口のところに山積みされているが、どんどん売れているのか、売れ残っているのか見ているだけではよくわからない。

新潮社の社員じゃないと書いたが、同年代の社員も知っているが、何年か前に年収を聞いたら1.4倍以上だったので、がっかり(いや、がっくり)した。その後、1Q84の1、2、3が発売されたのだから、年収も1Q84になっていることだろう。やれやれ。
と村上春樹風に。



新潮新書はイマイチと思っているが、新潮選書は良書が多いと思っている。新潮文庫もいいし、「とんぼの本」は玉石混交か。

というようなことで、今回届いたのは5冊。

1.ギリシア神話の世界観(藤縄 謙三著)新潮選書
2.『十五少年漂流記』への旅(椎名 誠著)新潮選書
3.利休入門(木村 宗慎著)とんぼの本
4.LOVE(古川 日出男著)新潮文庫
5.高島易断を創った男(持田 鋼一郎著)新潮新書

1は、ギリシア神話。
久しぶりにギリシアが世界の中心であることを認識させられている今日この頃、結構、神話の話が漂っていて、「そうか、欧米のトレーダーの頭の中にあるギリシアの近未来の運命は、神話の中に書いてあるのだろう」と思えてきたから。

2.学校の遠い先輩の著作。

3.もっと、利休の世界に近づいてみようかな、と無駄な抵抗。

4.古川著にもちょっと箸を伸ばして・・

5.高島嘉右衛門の伝記?
彼のことは詳しいのだが、どうも誰かが調べていて出版準備をしているという感じを受けていたのだが、それがこれかなと・・

ギリシア神話が1400円。十五少年が1000円と、ずいぶん価格が違うなあと思って、ページをぱらぱらすると、文字の大きさがずいぶん違った。ギリシア神話の方を読み切れるかどうか、かなり心配。

たぶん、軽いほうから読むだろうと、自分の性格を分析。