猫裁判

2010-05-22 00:00:41 | しょうぎ
林葉参戦問題は、まだ対局までに時間があるので、後回しとして、加藤一二三元名人の猫裁判のこと。

餌付けの 中止と慰謝料など645万円の賠償を求めた訴訟で、東京地裁立川支部(市川正巳裁判長)は13日、餌付けの差し止めと3万6000~30万円の支払いを命じる判決を言い渡した。


慰謝料は合計204万円とのことだが、双方徹底抗戦とのことで、控訴、上告ということになるのだろう。

裁判は2008年12月に始まり、2009年12月に初公判。ここまで1年半である。

報道は一審の判決だけだが、特に愛猫家の人たちの注目を集め、初公判も大いに盛り上がったようだ。

まず、「愛猫家VS嫌猫派」の対立。「マンション内の少数派へのイジメ」。「変人VS常識人」の対立。といった、本来の訴状とは異なる対決軸が水面上に浮き上がっていたそうだ。

猫そのものについては20匹程度いたものが、避妊、去勢手術の結果、すでに数匹まで減少していたことが明らかになり、管理規約といっても、コリーを室内で飼っていた家庭もあるとの事実があきらかになる。さらに、元名人は「猫にかこつけたイジメである」との大演説をぶっていたようだ。

さらに野良猫の地域猫化を推進するグループが、加藤支持を打ち出したりして、さらに、混乱は続くものと思われる。シー・シェパードは犬なので、登場しないだろう。

いずれにしても、裁判を三回受けられるというのは一流国の証明なので、現段階で、どちらがいいとか悪いとか書くのはやめておく。

ところで、2CHの将棋板に囲碁板から出張してきた方の感想があった。

82 :名無し名人:2010/05/13(木) 19:50:18
普段「囲碁板」に生息しているものです。
NHKみて「将棋板はどうなっているのか?」と気になりきました。
加藤支持がおらず、よかったような面白くないような・・・

しかし、将棋は色々とメディアに取り上げてもらっていて「囲碁板」連中は
羨ましいですよ。

83 :名無し名人:2010/05/13(木) 19:51:51
>>82
囲碁界にも、結構問題人物はいたようなw

86 :名無し名人:2010/05/13(木) 20:12:48
82です
すみません。大変誤解を生むような感じになってしまって。

囲碁でも詐欺があったり、棋士どうしで酒のんで流血おこす喧嘩で
訴訟があったりといろいろあるのですが、一般に報道されず、
囲碁のマイナーな感じを痛感するのです。

羽生といえば誰でも知ってると思うけど、囲碁の名人だれ?
と聞かれてほとんど誰もしらなかと。

「よかれ悪しかれ報道される」というのが囲碁からは羨ましいのです。


確かに、将棋界って、三面記事になりやすい事件が多いわけだ。闇に消えた事件もあるだろう。

たぶん、将棋の方がプロ棋士になる敷居が高いため、一般常識を勉強するよりも将棋に徹した方が勝るということなのだろう。

だから、非常識人間比率が高いのだろうか。

さて、5月8日の出題作の解答。



▲1五角 △1七玉 ▲3七角 まで3手詰。

4八の角は不要駒じゃないか、という声が聞こえてきそうだ・・

動く将棋盤は、こちら

今週の問題。なんだか、もやもやしながら詰む。これでいいのかなあ、という感じがあれば正解だろう。



わかったと思われた方は、コメント欄に最終手と手数と酷評を記していただければ、正誤判断。(同様の問題を以前出題したような記憶もかすかにあるのだが、確認作業が膨大なので、そうであれば、ごめん)