Yoichiro氏は米国籍?

2008-10-09 00:00:09 | 市民A
ノーベル医学・生理学賞について書いたら、物理学賞日本人3名受賞との報。今年は、もう一回くらいエポックがあるのではないだろうか。



南部さんの理論は、「対称性の自発的破れ」1961年頃提唱。小林さん、益川さんの理論は「対称性の破れによるクオーク世代の予言」。こちらは1973年とのこと。二つは、Q&Aみたいな関係で、「『粒子と反粒子』が出会うと、ゼロにならずに粒子の一部が残るという現象」がある。というQに対して、「クオークの数が4ではなく6だから」というAを唱えたところ、同様の数ある理論のうち、この小林=益川理論が正しいという証拠が発見されたのが、1992年のことらしい。

「+10,000と-10,000を足すとゼロでなく、+5である」のはなぜか、という問いに対して、「10,000個の粒子とマイナス10,000個の粒子を重ねると、うまく重ならずに5個の粒子が下に落っこって、その瞬間に反粒子5個が消えて、残った粒子5個に質量が発生する。」というような話らしい。

そして、このクオークや粒子、反粒子は140億年?前のビッグバンの時に大発生して、その後、とある時間の間に粒子と反粒子の相殺が行われて、現実の物質世界ができあがった、という次のステージに進むらしい。「道理で宇宙が隙間だらけなのだ」、というのは、同じYoichiroでも「おおた理論」である。

ところで、日本人3人と言っても、いつの間に南部陽一郎氏は米国籍を取得している。ノーベル賞のホームページを見ると、受賞者の国籍は、南部氏はUSA、小林・増川両氏はJAPANになっている。南部氏のスペルは、Yoichiro Nambu となっている。発音上はNambooとBambooみたいに呼ばれたのだろう。きっと。

世界には二重国籍を認める国と認めない国があるのだが、米国はどちらだったのだろうか。日本は認める方の国だったように思うので、「日本人」と言っていいのだろう。フジモリ大統領の例がある。


さて、小林=益川理論のツボは益川氏が入浴中に発見したという報道が流れている。社によって若干異なっているのは、入浴中のいつ発見したか、という点だ。

1.湯船につかっているとき

2.浴槽から出ようと(入ろうと)した時

3.”洗い場”で洗面器をまたいだ時

三つの説がある。入浴中に発見した理論としては「アルキメデス」につぎ、世界二例目といいたいところだが、もし”洗い場の洗面器”が正解だとすると、西洋文明には存在しない”洗い場”の効用が世界に紹介されることになる。

既に、わかっていた4つのクオークに、一挙に2つのクオークを追加することを思いついたのは、自分の体についている二つの粒子がぶらっと不規則に揺れたからに違いないと想像するのである。

追記
この原稿をここまで書いたところで、冒頭に書いたように、次の日本人受賞者が登場。化学賞の下村さん。クラゲの緑色たんぱく質に関係があるらしいが、まだ詳しくわからない。

それよりも、驚いたのは、この下村さんも国籍がUSAになっている。日本も恥ずかしい国だ。



この分だとさらに日本人受賞者がいるのではないかと、発表の日程表を調べてみた。
 文学賞 : 9日午後 1時
 平和賞 :10日午前11時
 経済学賞:13日午後 1時

中央欧州時間は世界標準時+1時間(日本は+9時間)だが、10月の最終日曜日の午前2時まではサマータイムで+2時間だそうだ。換算は各自。
平和賞は中国の人権活動家という噂が持ちきりだ。文学賞の日本人候補は「村上春樹、吉本ばなな、谷川俊太郎」を予想(今年は白人の年らしいが)。経済学賞はバーナンキ氏の知恵袋になったらしい「竹中平蔵」とか。