珍味・白毛ロブスター。

2006-03-11 00:19:03 | 市民A
3ac54153.jpgCNNが以下のAP電を紹介していた。

パリ──フランスの研究者が3月7日、南太平洋の海底2300メートルで昨年見つかった新種の甲殻類を、仏国立自然史博物館誌に発表した。研究者は、その姿を「まるで毛皮を着たロブスターの様だ」と話している。

新種の甲殻類が見つかったのは、チリ領イースター島の南約1500キロの海底。大きさ約15センチ、絹のような細いブロンドの毛に覆われ、深海に生息するため目の機能がない。他に似た種類がないことから、分類上の「科」と「属」を新設し、そこに分類された。

学名は、ポリネシアの神話に出てくるエビやカニの女神「キワ」と、ラテン語の「毛むくじゃら」から、「キワ・ヒルスタ(Kiwaida Hirsuta)」と名付けられた。また、新設された科名は、キワを取って「キワイダ」となった。

研究者は、「毎年、多くの新種の動物が見つかっているが、『科』が新設されるほどのものは珍しい」と話している。 


画像を見る限り、クモとよく似ている。足が8本。うち2本がチョキだ。どうも最近の新発見というのも、簡単に信じてはいけない、という感じになっている。例の天才教授のせいだ。

疑っては悪いのだが、海底生物と言えば、アンコウのような軟体型が多いと思う。この甲羅で2300メートルの水圧に耐えられるのだろうか?餌は?ズワイガニのこどもを脱色して、ロブスターのはさみをつけると・・


ところで、この「キワヒルスタ」。本物とすると、フランス人に見つかったのが運の尽きかもしれない。たぶん、一部の肉片は科学者の胃袋に・・。女神の名前のついた珍味を食べることができたのは今までは海神ポセイドンだけだったのだろうが、フィッシャーマン・ワーフの極上レシピに加えられてしまうのだろうか。

日本でもロブスターしゃぶしゃぶが流行の兆しがあるのではあるが、「女神しゃぶ」ということになるのだろうか・・・

短編詰将棋&2月4日の解答

2006-03-11 00:12:29 | しょうぎ
9900ba77.jpgこの前は、超難解作だったので、今回は比較的易しい問題。詰将棋パラダイスの06年2月号。初級ヨチヨチルームに掲載された作品。手数は?。某将棋関係者の結婚披露宴の席で、色紙が回り始めたので、あわてて超短時間に考え付いたもの。

ヒントは「角を取った後が・・・」(う~ん。ヒントになってないかな)

わかった方は、合計手数と最後の1手をコメント欄へ。

この手の簡単な形になると、先人が作っているかもしれないので、その辺が悩みのたね。詰将棋作家の立場で一般論を言うと、問題をつくる過程では、自分は答えを知っているので、どんなに難しくても、簡単な詰将棋のように思えてしまって、さらに長く、さらに難解にとどんどん泥沼にはまるときがある。

それと、意外にもできた作品には多くのキズがあったり不完全作になったりするもの。さらに、キズなのかそうではないか微妙なものもある。そのうち詰将棋の在庫が切れたら、キズモノでも勘弁していただきたい。(きょうの作は完全作)

9900ba77.jpgそして、2月4日出題作は単騎玉を捕まえるのだが、穴にはまると考えにくい。まあ、解答を見れば、なんだ、ということになる。