初詣、too lateか?

2005-01-17 22:30:44 | 市民A
9f170bca.jpg2週間遅れの初詣に行った。遅れた遠因は大晦日の雪なのだが、後ズレ後ズレとなって、もう後がない。行かないと節分越えになる。そして高速+ETCで厚木ICから寒川神社へ。神社の周辺では、私設駐車場が繁盛している。神社から遠いところは500円、近くなると800円になり、さらに近づくと1000円。毎年ながら、神様をネタに何とバチアタリなことだ。

去年のお札を納め、新たな気持ちで今年の祈願を申し込む。祈願料はtoo late,too small。寒川神社は「八方除」で有名な神社で、人生に平和と安寧を求める気持ちならちょうどいい。しかし、3年ほど前から、「八方除」と祈ることをやめている。そういう専守防衛的な考え方をやめたということ。で、何を祈願するかというと、「招福」だ。要するにお金儲け。馬齢を重ねるにつけ、「守りから攻め」という気持ちに変わっている。公務員は逆だろうね。

お守りではなく、招福クマデを購入する。そして、おみくじは「大吉」。こんなことが書いてある。「願望(ねがいごと)漸々吉運に向いて思わず早く叶う」「商売(あきない)ひそかにすれば吉」。しかし、総論としては注意が与えられる。「油断せずに信神して行い正しく、いささかも不義の楽しみに身をあやまたぬ様にせよ。」これは難しい。「不義の楽しみ」こそが遊びの究極ではないか。う~、刑法及び東京都条例違反で逮捕されない程度にということか・・・しかし、ひそかな商いが吉とは気になるな。

もっと気になることばがあった。「相場(そうば)無理すると大損」。スマトラ沖地震でも津波がくる直前に一旦、潮が引いたのだが、為替が102円から105円に戻り、再び102円50銭になった時、将来の円高大津波の直前にもう一回105へ戻すことを予測して、100万円投資したのだけど、どうも逆方向に動いている。一目均衡表の雲も消えかけている。為替はいつもうまくいかない。

ところでバブルの頃、勤めていた会社に副業で神主をしている男がいた。休日は、有名神社で結婚式やクルマのお祓いをやり、平日の夜は、銀座のクラブの開店式に飛び回っていた。彼の話では、クルマの安全祈願は、トラブルがつきものだそうだ。お祓いをした後、事故がおこると、文句がつくそうだ。「効果がない」と怒られるわけだ。その時はこう言うそうだ。「お祓いしていたから、怪我をしなかったのですよ」。運悪く怪我をしていると「お祓いしたから入院しなかった」というそうだ。入院してしまった人が怒りに震えていると、「死ななかったのは神様のおかげ」。そして、本当にあっち側に行った人からは、文句はこないわけだ。

もう一つ彼から聞いた話だが、鳩が増えると、晴着被害が増えてしまうため、毎朝、境内から鳩がいなくなるような方法を実行していたそうだ。その方法は聞いているのだが、ここにはちょっと書けないが、境内の玉砂利に関係のある方法だ。