ごみ処理の後進地区のトライ

2005-01-12 22:40:43 | 市民A
f09c6529.jpg横浜市は現在月間11万トンのごみを処理している。一人あたり月間31?だ。世帯人員は2.39人なので、1世帯あたり月74kgの排出量だ。そしてその2/3が家庭ごみである。そして、家庭系事業系を問わず、年間160万トンのうち、わずか5万トンだけが資源ごみとして再利用されている。そして残り155万トンは、ほとんどが焼却炉行きとなる。そこで灰となるわけだ。
燃やして灰になると、重さが2割になり、容積は大いに小さくなる。8割分は、二酸化炭素と極少量の有害物質となる。そして、灰と、燃やせなかったゴミは、本牧沖の人工島か内陸の最終処理場に埋め立てられる。おそらく、日本の大都市の中で、最も原始的な方法だ。

横浜には長く住んでいるが、これでもビン、缶、ペットボトルは別になったばかりで、数年前は、すべてのゴミはまず焼却炉で縮小化していた。処理場でのデータを見ると40%が紙ゴミで30%が生ゴミ、20%がプラスティックで、残りが樹木などその他である。

それが、突然4月から、細分化分別になる。まず、「燃えるゴミ」ではなく「燃やすゴミ」となる。それから、プラスティック、ダンボールと古紙と雑紙が別扱い、古布、スプレー缶、電球や刃物といった危険物、それから、缶とびんとペットボトル(ふたはプラだ)、小さな金属類、乾電池。発泡スチロールと牛乳パックは買った店に返すということだ。覚えられない。実は、12月から分別の練習しているのだが、よくわからないことだらけだ。雑誌は、ばらばらにしてホチキスをはずすのだろうか?使い捨ての髭剃りは、とってがプラだが刃が鉄製。履きつぶした革靴は、裏底がゴムだ。古くなったゴルフボールは?生ゴムと糸巻のバラダボールは燃やすゴミだろうか?使い捨てコンタクトは?レトルカレーの袋にはプラマークがついているが、洗うのだろうか?大量の水を使うのだが・・・花粉症で大量に発生する使用済みティッシュは雑紙かな?シュレッダーゴミは?とかとか不明だらけなのだが、その都度横浜市に電話をするのだろうか?

そして、当面の問題は、ゴミ箱を買い込まなければならないこと。とりあえず、プラと雑紙は各部屋ごとに分類して生ゴミと古紙は一箇所で集約するとして・・・家中がゴミ箱だらけだ?!?

横浜市はG30計画と称して、平成22年までにゴミの30%減量をめざしている。理由は、早い話、場所がなくなるということらしい。どっちみち平成19年には次の島を作らなければならなくなり、段々コストが増えていく。一方、横浜は大都市だが、実は空地だらけで、東京並に家が立ち並ぶとあと200万人くらい増えるはずだ。今、6ヶ所の焼却場はすでに1980年代にダイオキシン対応も終わって余裕があるとはいうものの、いずれ足りなくなり投資が必要になる。それに、今まで何もしていないようなものだからできることはたくさんあるわけだ。が一度に最後進国が最先進国になろうというのだから段差が激しい。

そして、個人的には心配になり、先行する他の市の市民の方々に実情を聞くと、まったく守ってない人が多いことがわかった。全部一緒に燃えるごみに出しているような人が多いみたいだ。横浜はどうなるのだろう。こういうルールものは案外、よく守るのが市民精神のように思っている。まとまりのいいのが取柄のような市で、前回当選した中田市長は、次回は全党相乗りになりそうだ。少しあぶなさを感じるが。

ところで、先日、朝日新聞に、ごみ回収の有料化の話題が書かれていて、朝日流のいかにも社会派的見解で、有料化が当然の流れというような書き方だったが、少し勘違いがある。たとえば、ごみ袋を1枚100円とかで販売する方式である。一見合理的だ。ごみ排出量により費用負担を比例化させるわけだ。

しかし、考えてみると、今までの収集費は税金による予算の内数になっているわけだから、有料化する場合は、それに伴う減税とセットで行わなければ、事実上の増税になり、浮いた税金は、無駄遣いされるだけになる。最悪だ。

それに、例えば横浜市の場合、人口350万人でごみ処理費用は年間450億円。1世帯あたり年間3万円である。そしてなによりこれは市の予算のたった3.5%に過ぎないわけだ。そして残りの96.5%分が、費用対効果という面で市民の平等性に基づいているかといえば、まったく違うわけだ。

横浜で成功するかどうかのポイントは、おそらくプラごみではないだろうか。なにしろかさばる。ごみの大半はこれだ。このサイクルがうまくいかず、結局燃やしてしまうだけになれば、誰も分類しなくなる。それは失敗だ。

もう一つ、見えないところの心配が、資源ゴミの輸送問題だ。いわゆる「静脈輸送」と言われ、物流業者にとっては大変においしい。なにしろ公共性があるため、レートが高いのが一因だが、それ以上に魅力があるのが、帰り荷という種類の輸送で、空車走行(空船航行)を埋めることが多いからだ。日本は産業構造上、人口の多い首都圏へ、生産地の北日本や西日本、あるいは中国等から物資が送られる物流構造になっているのだが、その輸送の帰りの貨物が少ないのである。東西のトラック輸送をとっても西から東に向う貨物100に対して、東から西に向う貨物は80位であり、その西向き貨物の成約率が運送会社の収支に大きく影響している。要するに空気を運ぶくらいならかなり安くてもいいわけだ。資源ゴミはまさにそういう構造にあるのだが、きちんとした入札で妥当な業者が決定されることを切に祈りたい。

「前向き破局」も文化か?

2005-01-12 22:39:54 | 市民A
ことしの破局1号は石田純一=長谷川理恵組であった。もっともクリスマス破局だったらしいので、正確には「破局発覚1号」というべきだ。49歳と31歳。まあ、不自然だと思っていたので、当然の帰結ということだろうか。石田純一氏の方は世田谷区にある旧田村亮邸を3億円で購入し邸宅建築中とのことだが、不安定な関係に終止符を打つために、動いた平凡な一手が裏目に出たという、古今よく聞く展開である。幸いなことに、おそらく今回は慰謝料は不要ではないかとは思うが。

そして破局第2号は黒木瞳なのであろうか?元祖「失楽園・映画版」の方だ。映画版は黒木瞳X役所浩司で、テレビ版は川島なお美X古谷一行であったか・・・
話は横に飛ぶが、テレビ型の役者と映画型の役者の差は、顔の彫にあるとの説がある。彫の深い顔は映画向きで、平面に近い顔はテレビ向きということ。このキャストを見ると、確かにそうなっている。ハイビジョン化すると変わるのだろうか?

ところで黒木瞳は44のはずだ。年からいえば石田純一とお似合いだ。さらに趣味は両者ともゴルフだ。以前、栃木県の小山カントリーでプレーしていたら、前の組に黒木瞳がいた。日焼けしないように夏にもかかわらず、長袖と目深帽の完全防御策だった。土方焼け(アメリカでは農民焼けという)では様にならない。ボールをぶつけると高くなりそうなので、遠く離れていたため詳細は不明だが、うまそうだった。クラブで地面をたたいたりはしていなかった。一方、石田純一も顔のゴルフしみをレーザーで焼きながらも芸能人大会に出てくる。そしてどちらもマラソンはやらない。

と勝手なことを書いてしまったが、いずれの方々もそうはならないのだ。みんなもっと若いパートナーの方がいいと思っているわけだ。マラソンランナーの方もそう思っているだろう。