ピストンエンジンは永遠か!な?

バイクを中心に話題を紹介します

フリーピストン・エンジン

2008年10月02日 | テクノロジー

人気ブログランキングへ  気持ち良い秋晴れ!

Picture1

図の引用と詳細はttp://nextbigfuture.com/2008/09/free-piston-engine-could-be-twice-as.html

パッと見て分かるだろうか?

左右のピストンをコンロッドでつないで往復運動をする。コンロッドに取り付けられている磁石により回りのコイルが発電する。

クランクシャフトで往復運動を回転運動に変換する際に生じる機械的ロスはない。

駆動するモーターをホイールの中に組み込めば、一般的なエンジン駆動のエンジン→トランスミッション→ホイールという機械ロスもゼロにできるが、往復運動の発電効率やバッテリーに充電するときの整流のロスも見逃せないかもしれない。

もう一つ気になるのは、構造上フライホイールを設けることができないので、燃焼機構が2ストを採用せざるを得ないので、潤滑のオイルは燃焼室に混ぜるしかないから、排ガスに含まれるHCが増えてしまうことにある。

 ”バークなエンジン”にインスパイアされたのかは分からない。

人気ブログランキングへ 2位争いは激しい。コチラへの応援クリックをお願いします。


最新の画像もっと見る

5 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
フライホイールは、燃焼のエネルギーを運動量とし... (G)
2008-10-02 20:56:44
フライホイールは、燃焼のエネルギーを運動量として蓄積しているわけです。このエンジンの場合燃焼-膨張行程で発電した電力の一部をキャパシタなどで蓄積しておけばいいのでは?


キャパシタからコイルに逆に供給して、排気から圧縮までの行程を外部からの電力で駆動すればフライホイールと同じだと思うんですけど。そうすれば4st でもオーケーでしょう。


もっとも、この構造だと機械的な動きを電力に変換する効率や、往復運動するピストンを加減速させるのところはそのまんまなので、より単純なクランクに勝つのはかなり大変そう。


これなら普通にガスタービンで発電すればいいんじゃないの?と思うんですけど。
返信する
ピストンの下面を使った、往復のサイクルが?でき... (eiichi)
2008-10-02 22:52:40
ピストンの下面を使った、往復のサイクルが?できないものか?とアレコレ図面を書いていたのが、30年前。丁度、この図解をみて愕然とした事があります。同じように発電機として使ってて、パーツ点数はたったの8点!。現物の写真は雑誌:自動車工学の表紙になってました。フライホイール等のような機械的損失部分がないぶん、数万サイクル/分してしまうようブツだったような。
当時の私は動力としての取り出ししか頭にありませんでした。
返信する
Gさん、コメントありがとうございます。 (ピストン)
2008-10-04 19:16:01
Gさん、コメントありがとうございます。
>・・・・そうすれば4st でもオーケーでしょう
その案は私も考えましたが、複雑になりますね。
位相を変えた4気筒かなとも思いましたが、それも複雑。
マイクロタービンも開発がすすんでいるようですが、きっとコレを考えた方はピストンが好きなんでは?!と思います。
eiichiさん、
自動車工学のは、Z型エンジンですよね?
これはウエブ上で探しても見つかりませんね~
返信する
このリニアエンジンは、シンプルなので、ハイブリ... (タナカ ショウイチ)
2011-05-16 20:04:08
このリニアエンジンは、シンプルなので、ハイブリッド自動車におもしろいと思われ、米国特許などに出ています。
重要な点は、シリーズハイブリッドではエンジン回転数を走行と独立にできるため、リニアエンジン内蔵のスプリングの機械共振周波数で運転できるため、都合がよいことです。
残る問題は、リニアモータの重量とサイズとに帰着すると考えており、現在、開発中です。
返信する
タナカさん、 (ピストン)
2011-05-17 19:05:02
タナカさん、
古い記事に補足をいただきまして恐縮です。
でも、でも、
シリーズハイブリッドで”ピストンエンジン”が生き残ったとしても
あまり嬉しくなるような感じでは・・・ありませんネ。
返信する

コメントを投稿