![P1010068 P1010068](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/6e/04/c8d0589149cd81e46945c90d89691dd8_s.jpg)
オイルタンクを取り付けようとしたら、このようにバッテリーを置く予定の底がない!
このオイルタンクはオイルフィルタービルドインタイプで、
以前はもっと角ばった形の物しかなく、あまりカッコよくなかったのですが、これはちょっと細身でなかなかフレームに合っています。
どのみちバッテリーは小さい物を使うので、バッテリートレィを兼ねて作る事にしました。
![P1010063 P1010063](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/5b/3f/b310cb63008a48a3841698dcea10bf27_s.jpg)
材料は1.5mm厚のステンレスです。
「コンター」で切り出します。
穴あけの項でも書きましたが、ステンレスは硬いので、コンターで切ると歯が痛みます。
1.5mmならぎりぎりセーフですね。
![P1010071 P1010071](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/70/3f/1f8a378efff8669e37257b3c97549517_s.jpg)
切り出したら、穴をあけます。
薄板は写真のように、
下に木を置くとあけやすいですね。
このような木片は、通称「コッパ」と呼ばれていて、色々な場面で活躍します。
![P1010076 P1010076](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/07/ee/ede9dd6fa4f1e938e00e482f0d380968_s.jpg)
切り出した「部品」です。
右下にあるのは「スコヤー」といい直角定規ですね。
こうした部品を作る場合も、精度が重要なファクターになります。
いい加減に作ると、溶接も簡単にいきません。
ココまで来ると8割がた終わったような物です。
![P1010086 P1010086](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/07/9e/a9f980b5f79417463b37a35abc21cdf6_s.jpg)
溶接が終わり完成です。
ほぼイメージ通りにできました。
![P1010088 P1010088](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/0c/67/b6c131859ea0b431063bddaab3cb802d_s.jpg)
車体につけると、ほとんど見えなくなってしまいます。
しかしオイルタンクも支えているので、キチンと作らないと後々のトラブルの種になりかねません。
3年前くらいに、カリフォルニア在住の某ビルダー(?)経由でショベリジを輸入したのです。
メールの写真をみて決めたのですが、結構キレイで良いバイクかなと思っていたのですが、届いて見て笑いました。
やはり底がないオイルタンクにバッテリーが確かにあったのです。
そのバッテリーが載っていたのはベニア板。
きついくらいにしっかり嵌め込んであったので、バッテリーは落ちなかったのですけど、走り出したらどうなるの?
外してみたら、もう一度笑いました。
看板の一部なんですね。何か字が書いてありました。
アメリカ人て、ファンキーですね!