オイルタンクを取り付けようとしたら、このようにバッテリーを置く予定の底がない!
このオイルタンクはオイルフィルタービルドインタイプで、
以前はもっと角ばった形の物しかなく、あまりカッコよくなかったのですが、これはちょっと細身でなかなかフレームに合っています。
どのみちバッテリーは小さい物を使うので、バッテリートレィを兼ねて作る事にしました。
材料は1.5mm厚のステンレスです。
「コンター」で切り出します。
穴あけの項でも書きましたが、ステンレスは硬いので、コンターで切ると歯が痛みます。
1.5mmならぎりぎりセーフですね。
切り出したら、穴をあけます。
薄板は写真のように、
下に木を置くとあけやすいですね。
このような木片は、通称「コッパ」と呼ばれていて、色々な場面で活躍します。
切り出した「部品」です。
右下にあるのは「スコヤー」といい直角定規ですね。
こうした部品を作る場合も、精度が重要なファクターになります。
いい加減に作ると、溶接も簡単にいきません。
ココまで来ると8割がた終わったような物です。
溶接が終わり完成です。
ほぼイメージ通りにできました。
車体につけると、ほとんど見えなくなってしまいます。
しかしオイルタンクも支えているので、キチンと作らないと後々のトラブルの種になりかねません。
3年前くらいに、カリフォルニア在住の某ビルダー(?)経由でショベリジを輸入したのです。
メールの写真をみて決めたのですが、結構キレイで良いバイクかなと思っていたのですが、届いて見て笑いました。
やはり底がないオイルタンクにバッテリーが確かにあったのです。
そのバッテリーが載っていたのはベニア板。
きついくらいにしっかり嵌め込んであったので、バッテリーは落ちなかったのですけど、走り出したらどうなるの?
外してみたら、もう一度笑いました。
看板の一部なんですね。何か字が書いてありました。
アメリカ人て、ファンキーですね!